この記事では、おしゃれママに人気のコニーとボバラップの抱っこ紐について解説します。
「コニーとボバラップは似ているように見えるけど何が違うの?」
「かさばらない抱っこ紐の購入を検討しているけど、コニーとボバラップどっちがいいの?」
コニー・ボバラップそれぞれの特徴について知りたい人や、ふたつの抱っこ紐どちらを購入するか悩んでいる人はぜひ読んでみてください!
コニー抱っこ紐の特徴
密着感のあるシンプルな構造
耐重量20㎏
10個のサイズ展開で個人に合わせたサイズ選びが可能
密着感のあるシンプルな構造
コニー抱っこ紐は、新生児期から使用できる抱っこ紐です。
「抱っこ紐」と聞くと、がっちりと赤ちゃんをホールドする物をイメージする方が多いのではないでしょうか。
コニー抱っこ紐には、金具や部品が全くありません!
布と糸のみで作られており、とてもシンプルな構造でできています。
薄手の生地1枚を隔てるだけですので、密着度が高く、赤ちゃんはママのぬくもりを感じ、安心することができます。
耐重量20㎏
コニーは体重20kgの赤ちゃんまで使用することができます。
10個のサイズ展開で個人に合わせたサイズ選びが可能
コニーには10個のサイズ展開があり、自身の妊娠前のサイズに合わせて購入する必要があります。
しかし、実店舗での販売は基本的に行っておらず、ネット販売がメイン。
赤ちゃん用品は、実際に試してから購入したいという方が大半ではないでしょうか。
ぴったりのサイズが分かりにくく試着することができないことや、夫婦で共用できないことがネックでした。
しかし、2022年からサイズ調整可能なモデル「コニー抱っこ紐フレックス」が発売されました。
そのため、サイズミスをしたくない方や、家族で共有したいという方のニーズに対応し、購入のハードルが低くなったのではと思います。
ボバラップの特徴
密着感のある抱っこ紐
耐重量16㎏
サイズ展開はなく、家族で共有可能
密着感のある抱っこ紐
ボバラップも、コニー同様新生児から使用できる抱っこ紐です。
ストラップなどの部品がないこともコニーと同じで、赤ちゃんとの密着感が高く、赤ちゃんはママの心音を感じながらリラックスすることができます。
耐重量16㎏
体重16kg、年齢目安2歳まで使用できるとのことですが、成長と共に「自身で動きたい」という思いも赤ちゃんに芽生えてきます。
密着度が高い抱っこ紐ですので、その点を赤ちゃんが嫌がることがなければ、長く使うことができそうです。
ボバラップは広げると5m程度の一枚の大きな布になっています。
決まった手順で、布をママの体に巻き付け、赤ちゃんを抱っこするという仕組みになっており、その姿はまさにラップのよう!
赤ちゃんを包み込んで、まるでおなかの中にいたときのような一体感を感じることができます。
サイズ展開はなく、家族で共有可能
ボバラップにはサイズ展開はないため、パパと共用することも可能ですよ。
コニーとボバラップの5つの違い
形状と装着方法
首すわり前の抱っこが可能か
前向き抱っこが可能か
素材が選べる
価格の違い
形状と装着方法
コニー:2枚の伸縮性のある布がクロスして、背中部分に繋がるよう縫合されている形状。
ボバラップ:1枚の布を、決まった順序に沿って自身で身体に巻き付けていくような仕組み。
どちらも慣れれば簡単ですが、ボバラップは自身で巻き方を覚える必要があり、装着に時間がかかるというデメリットがあります。
コニーについては、頭からかぶって正しい位置に装着し、赤ちゃんを中に入れるだけなので、慣れたら10秒程度で装着が可能です。
首すわり前の抱っこが可能か
コニー:赤ちゃんの首が座るまでは、片手を添えて頭を支える必要がある。その場合赤ちゃんを抱っこしたまま家事をするというのは難しい。
ボバラップ:頭まですっぽり覆うことによって頭までホールドすることが可能。首すわり前から両手が使用できる。
ボバラップは両手が使えるので、抱っこしながらの家事も可能です。
コニーは、首すわり後は両手を離すことができるのですが、首すわり前は頭を支える必要があります。
前向き抱っこが可能か
コニー:前向き抱っこが可能 ボバラップ:前向き抱っこはできない。
ボバラップはその形状上、前向き抱っこには対応していません。
コニーは前向き抱っこが可能ですが、赤ちゃんが前のめりになるとやや不安定なこともあり、落ちてしまうことが心配で筆者は使いませんでした。
素材が選べる
コニー:コットンとメッシュ素材の二種類。
ボバラップ:生地の素材はコットンのみ。
コニーは、定番のコットン素材のモデルと、通気性の良いメッシュ素材のモデルの、二種類の生地の取り扱いがあります。
ボバラップは、オーガニックコットンを使用した「オーガニック」モデルが定番モデルです。
上位モデルとして、コットンとスパンデックス(ストレッチ性の高いポリウレタン)がミックスされた「クラシック」が展開されています。
ボバラップはどちらも綿素材なので肌触りは良く、赤ちゃんにも安心ですが、夏は暑く感じるのではないでしょうか。
赤ちゃんは、大人より体温が高めですので、ずっと抱っことなると暑いですよね…
また抱っこされる赤ちゃんは、まだまだ体温調節機能も未熟なため、大人がきちんと確認する必要があります。
筆者はコニー抱っこ紐サマーを愛用していました!
通常モデルより薄手で軽く、車やベビーカーでのお出かけの際、とても重宝しました。
冬場も普通に使用していましたが、赤ちゃんを抱っこしていると冬でもあったかいですし、寒さを感じることもなく快適でした♪
価格の違い(公式価格)
コニーの価格 | |
---|---|
コニー | 6,880円(税込) |
コニーサマー | 6,880円(税込) |
コニーフレックス | 8,280円(税込) |
コニーサマーフレックス | 8,580円(税込) |
ボバラップの価格 | |
---|---|
ボバラップ通常タイプ | 9,350円(税込) |
ボバラップ上位タイプ | 11,000円(税込) |
通常モデルのみの比較となりますが、3,000円弱の価格差があり、コニーの方が割安です。
コニーを買うべき人
手早く赤ちゃんをだっこしたい人
暑がりな人
荷物を少なくしたい人
手早く赤ちゃんをだっこしたい人
筆者はコニー抱っこ紐サマーを使用していましたが、子供が0歳児の時は、毎日3回、寝かしつけに利用していました。
赤ちゃんが眠くてぐずった際も、すぐにコニーに入れて、バランスボールにのって跳ねるだけで子供はすぐにウトウト…
私にとっては、赤ちゃん用品の中で1・2を争うほどお世話になったのがコニーとバランスボールでした(笑)
もし寝かしつけでずっとゆらゆらするのが苦痛と感じている方は、ぜひコニー×バランスボールを試してみてください。
暑がりな人
コニーには「コニー抱っこ紐サマー」というメッシュ素材のタイプがあります。
通常タイプより通気性が良くさらっとした生地ですので、暑がりなママ・体温調節が苦手な赤ちゃんにおすすめです。
また赤ちゃんはとても汗っかきですし、よだれやはき戻しなどで汚れてしまうことも多いです。
そのため、洗濯後したらすぐ乾くこともメリットです。
出産後、お出かけが増えるころ(生後3か月くらい)の季節が春や夏の方にはメッシュタイプの「コニー抱っこ紐サマー」をお勧めします。
荷物を少なくしたい人
コニーの良い点はというと、とにかくかさばらないことです。
例えば、「車でのお出かけで抱っこ紐を持っていくほどではないけどなんとなく不安…」なんて時には本当に重宝しました。
畳んでしまえば小さな巾着にしまえるサイズになります。
ベビーカーでのお出かけ中にぐずってしまったときなどにも重宝しました。
できるだけ持ち歩く荷物をコンパクトにしたい方におすすめです。
ボバラップを買うべき人
首すわり前から、抱っこしながら家事などをしたい人
家族と共用したい人
首すわり前から、抱っこしながら家事などをしたい人
コニーは首すわり前の使用ですと、必ず片手で首元を支えなければいけません。
片手が塞がってしまいますので、絶対に両手を空けたい!という方には不向きです。
ボバラップは赤ちゃんの頭まで支えることができるので、両手を使いたい方はボバラップがおすすめです。
家族と共用したい人
コニー抱っこ紐は、サイズ調整可能なフレックスであれば、体型の違う家族と共用することが可能ですが、装着の際は随時調整が必要です。
ボバラップであれば、サイズの調整は不要ですので、巻き方さえ覚えてしまえばさっと手軽に共用ができます。
まとめ
個人的には、それぞれの特徴も踏まえつつ、好みのデザインや色展開等で選ぶのもいいかなと思います。
ぜひこの記事を参考に、ご自身にぴったりな抱っこ紐を見つけてみてくださいね。