クアドリラを購入したきっかけはおもちゃ屋さんでのお試し体験でした。
息子がうずまき状のレールの上をころころと転がっていくビー玉を夢中になって目で追いかけ、拙い言葉で「やって」と続きを催促し、指を指してきたのです。
楽しく遊びながら、創造力や考える力を育むボーネルンド クアドリラの口コミについて今回はご紹介します。
・クアドリラを買いたいけどメリット、デメリットを知りたい
・クアドリラは少し高いけど飽きずに遊べる?
など、クアドリラを実際に使用してみた口コミが気になる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
- クアドリラとは?
- クアドリラの良いポイント
- 想像力と思考力がつく
- クアドリラの2つの良くないポイント
- クアドリラ利用者の口コミ
- クアドリラを遊ぶのに適した年齢は?
- クアドリラはすぐ飽きる?
- クアドリラのパーツの種類は?
- クアドリラのセット比較
- クアドリラの組み方は?
- クアドリラの収納方法
- 最近取り入れられ始めた木育
- 無限大の発想力を育むクアドリラ
クアドリラとは?
クアドリラはボーネルンド社から発売された簡単に言えば、
「レールの上にビー玉を転がして走らせていくビー玉転がし遊び」です。
たくさんのパーツを組み合わせて、ビー玉の通るコースを自由に作ることができるのが特徴のおもちゃ。
クアドリラの良いポイント
クアドリラで実際に遊んでみて感じたつの良いポイントについて解説します。
- 子どもの目にとまりやすい鮮やかな色のパーツ
- 予測が難しいルートを作る楽しさがある
- 子どもとの会話が増える
- 手先の運動になる
子どもの目にとまりやすい鮮やかな色のパーツ
乳幼児は単色且つ鮮やかな色が認識しやすいです。
クアドリラの各パーツは原色が多く一見派手。
それは理に適った色合いになっており、シーソーパーツなどは真っ赤です。
鮮やかな色のパーツは子どもが認識しやすく、興味を持ちやすいものとなっています。
予測が難しいルートを作る楽しさがある
繋げるパーツが複雑なので、実際に組んでみて
「あれ?こんなところからボールが出てきた」
ということが結構ありました。
積み木のような木製ブロックがルート変更の役割を果たしていて、ブロックの組み方によってビー玉の出方が変わるので組んでみるまでコースが予想が出来ない楽しさがあります。
子どもとの会話が増える
仮にビー玉がルートから外れ、床に落ちてしまっても、それは失敗ではありません。
子どもと、
ここから出てきたね、次はこっちに繋がるように組んでみようか
という会話へと繋がります。
我が子は、クアドリラを通して会話をすることで、徐々に発音と単語が増えていきました。
想像力と思考力がつく
クアドリラで遊んでいると、
「どこからビー玉が出てくるだろう」
「レールを繋げたらルートが長くなる」
など自ら考え、想像しながら組み立てていくので遊びながら自然と想像力と思考力が鍛えられます。
手先の運動になる
小さい子供の脳の発達には手先の細かい運動が良いとされています。
我が子も手先が決して器用とは言えませんでした。
それでも、クアドリラで自然と遊びながらレールを組み立てていくことで、無理なく器用にコースを作ることが出来るようになりました。
クアドリラの2つの良くないポイント
クアドリラで実際に遊んでみて「これはちょっと...」と感じた良くないポイントについて解説します。
- 低年齢の子どもには少し組むのが難しい
- 価格が少し高い
低年齢の子どもには少し組むのが難しい
大人二人がかりで大きいものを組んでみようと試みましたが、コツを掴むのにやや時間がかかりました。
低年齢のお子さんがいきなり大きなものを作るのは少し難しいかと思います。
最初はレール1本と木製ブロック数個を繋げてゴールに落ちるコースのものから始めることをおすすめします。
単純にレールを組むだけでも、小さい子供なら十分楽しめます!
価格が少し高い
全て木製パーツな上、品質も良いのでどうしても価格が高くなってしまいます。
価格帯が高いツイスト&レールセットを子どもに渡してもクアドリラで遊ぶかどうかは分かりません。
最初は価格帯が手頃で、基本パーツが揃ったベーシックセットから始めてみるのをおすすめします。
本格的に遊びたいならエクストリーム・ビルダーセットという玄人向きなセット内容もあります。
お子さんが興味を示したクアドリラのセットを用意してあげると良いですね。
クアドリラ利用者の口コミ
クアドリラ
— oishi haru /ワーママはる (@wa_mamaharu) January 16, 2021
設計図見ながら自分で組み立てる
ビー玉を数唱しながら転がす
空間把握力
想像力
認知力
構成理解力
数量感育成
指先力
知育要素満点です
長男の出産プレゼントでいただきもの。よかったおもちゃの一つ。 pic.twitter.com/YTUlRM9Toj
https://twitter.com/ponmo15/status/1081690792953995264?s=20玉転がしおもちゃのクアドリラ届いた!
— 🐥ぴっぴ🐥インスタ3万 (@pippi_labo) April 8, 2020
これは5歳が頭も使って組み立てられるし、2歳も楽しいし良い😊💕
パーツの数的にも音が鳴るパーツ入ったセットにしたのも正解だった🥰 pic.twitter.com/D7UsemcrRb
クアドリラを遊ぶのに適した年齢は?
色合いや遊ぶ内容こそ子ども向きかもしれませんが、全てのパーツを駆使し組み立てできるのは大人でも少々難しいのではと思うのが正直な気持ち。
ボーネルンド公式では、対象年齢が4歳~となっていますし、ただ単純に積み重ねて繋げていくだけであれば4歳からが適正年齢なのかもしれません。
我が子は5歳ですが繋げてゴールさせる一連の動作を作れませんでした。
子供の経験や能力値に寄るところはありますが、実際に遊んでみてコースを自分で自由に作って遊べるのは5歳以上ぐらいからという印象です。
クアドリラはすぐ飽きる?
せっかく高価なものを用意したのに遊んでくれなかったとなってしまってはがっかりしてしまいますよね。
親としてその気持ちわかります。
我が子も最初こそ毎日のように遊んでいましたが、ある時ぱったりと遊ばなくなったことがありました。
遊ばなくなった時期は違うことに興味を持ち、そちらでばかり遊んでいましたが時間を置いて私が一人で組んで遊んでいたらまた自然と遊んでくれるようになりました。
遊ぶ・遊ばないを繰り返して子供はだんだんと心身共に成長していくのだろうなと最近思います。
我が家の場合すぐ飽きてしまうということはなかったですが、いつか飽きてしまう時は来ると思います。
飽きてしまった時は子どもが成長したんだなと前向きに捉えて、今お子さんと一緒にクアドリラをたくさん楽しんでください。
クアドリラのパーツの種類は?
セットによってパーツの種類が異なり、私が購入したのはツイスト&レールセットです。
パーツの種類が多く、色とりどりの木製ブロック24個、スパイラルレール3つ、長さが二種類ある直線レール7本、シーソーパーツ1つ、ジョイントの補足パーツとビー玉が入っています。
クアドリラのセット比較
製品名 | パーツ数 |
---|---|
ベーシックセット | 15パーツ |
ツイスト&レールセット | 25パーツ |
ファニー・ファンクションセット | 35パーツ |
エクストリームビルダーセット | 55パーツ |
ベーシックセットはパーツの数が少ないので、最低でもツイスト&レールセットを購入することをおすすめします。
拡張パーツもそこそこの値段がするので、どうせ買うならパーツの多いエクストリーム・ビルダーセットを購入するのもありです。
クアドリラの組み方は?
クアドリラはジョイント部分の補足パーツと木製ブロック、直線レールとスパイラルレールを上手く組み合わせて作ります。
レールルートを組むだけなのだから簡単だろうと思いますが、ジョイント補足パーツを使いこなすのにやや時間がかかります。
ジョイント補足パーツが簡単にはまらない仕様になっており、間に紫か木目のパーツを挟まないと繋がりません。
さらに斜めに高さを調節しないとビー玉も転がりませんのでバランスを考えながらの作業になります。
直線レールは下にもジョイントが付いていて、そのジョイントが単純に木製ブロックと組めない仕様になっており補足パーツを間に挟まないと繋がらないのです。
補足パーツも二種類あるのでどっちがどっちなのか…私も未だに感覚で組んでいるところがあり、よくわからないのが正直なところです。
本当にとても頭を使うおもちゃなのでおもちゃと呼んで正しいのか悩ましいですが、療育の一環として使用するものなのでとても理に適っているのではないでしょうか。
こちらが15分奮闘したものになります、頭の固い大人にはハードルが高いですね。
子どもが文句も言わず遊んでくれたことが本当に救いです。
クアドリラの収納方法
後々のことを考えると箱で綺麗に保管できるのでしたらそれに越したことはありません。
ですが、紙箱なのでどうしても経年劣化や子どもによる破壊などが考えられます。
また、色付きの木材ですので湿気には弱いと推測されます。
そこでおすすめしたいのがキャスター付きの衣装ケースです。
キャスター付きなので木材で少々重たいクアドリラも子どもの力で移動がスムーズに行えますし、衣装ケースは透明または半透明なものが多いのでどこにあるのか一目瞭然です。
保管するときは乾燥材を入れるのがポイントですが、子どもが誤飲してしまうかもしれませんので衣装ケースの蓋に貼り付けるなどの工夫をぜひお願いします。
最近取り入れられ始めた木育
幼児教育は乳幼児期の早い段階から食育を取り組み始めますが、近年木育も同様に注目を集め始めました。
子育てサロンなどに行くと木製ボールのプールや木工のおもちゃなどが置いてありませんか?それらは木育の一種と位置づけられています。
そしてクアドリラの素材のベースもまた木材です。
クアドリラは木材の香りや触り心地がよく、乳幼児にも持ちやすいサイズ感なのもポイントですし、色も乳幼児が捉えやすいハッキリした色を使っています。
五感を鍛えるのに適した教材としてぜひ乳幼児期からの導入を推奨します。 ≪sya-12≫木のおもちゃ
無限大の発想力を育むクアドリラ
クアドリラを実際に使用してみて、こんな画期的なものおもちゃがあるのかと感心し、目からうろこ状態でした。
私が子供の頃にあってほしかったと思わずにはいられないほど、大人も子どもも夢中になって遊んでしまいます。
そして今、クアドリラブームが来て子どもとクアドリラを遊び倒す毎日。
レールの組み方も子どもの発想力も無限大です、皆さんも是非クアドリラを手にお子さんと会話を増やしてほしく思います。