「幼稚園に入ったし、そろそろ何か勉強させた方がいいかな」
「年中になったら、途端にみんなひらがな書けてる!?うちの子、どうしよう」
お子さんが4,5歳になると、このような悩みを持っていませんか?
近年、早期教育が流行していることで、就学前学習に力を入れる幼稚園も人気の傾向にあります。
また、
ひらがなが書けること
簡単な足し算・引き算ができること
などは、今や小学校入学前の準備として当たり前とも言える時代です。
じゃあ、やっぱり何か始めるべき?
でも、自分で教える自信も時間もない
そんな時に、誰でも手軽に始められるのが【スマイルゼミ 】。
我が家では、娘が年中に上がるタイミングで、今テレビCMなどで知名度の上がってきている通信教材「スマイルゼミ幼児コース」を始めました。
筆者は元小学校教員。
教材にはなかなかうるさい方だと思いますが…使ってみると、なるほど、良い!!
どんな所が我が子、我が家にフィットしたのか、元小学校教員で現在4歳娘・1歳息子の二児の母が口コミと良いところ、良くなところも含めて徹底解説いたします。
- スマイルゼミってどんな通信教材なの?
- ここがオススメ!スマイルゼミ幼児コースの良いところ
- 教育的側面から見た良さ
- ママ目線から見た良さ
- スマイルゼミ幼児コースのデメリット
- 学習習慣をつけるにには最適のスマイルゼミ
スマイルゼミってどんな通信教材なの?
スマイルゼミは、タブレット学習ができる通信教材。
顧客満足度によって評価されるイード・アワードでは数多くある通信教育サービスの中から
子どもが好きな通信教育
継続しやすい通信教育
として選ばれている、人気の通信教育サービスです。
スマイルゼミは 何歳から利用できる?
スマイルゼミ幼児コースは、
年中さん向け
年長さん向け
の2種類があります。
なので、お子さんが5歳になる年度から始めることが可能。
また、小学生コース・中学生コースもあるので、成長と共に利用を継続していくこともできます。
スマイルゼミの使用端末
スマイルゼミでは、学習専用タブレットを教材として使います。
スマイルゼミから送られてくる専用の端末なので、お手持ちのタブレットやPCは使用できません。
また、使用にはWi-Fi環境が必要となっています。
専用タブレットの大きさは21×28.5㎝、重さは900g(どちらもカバー込み)。
ちなみに、タブレットカバーはピンク色または水色から選ぶことができます。
我が家は娘の希望でピンクを選択しました。
タブレットは学習専用なのでウェブサイトを見たりゲームをしたりすることはできないので、安心!
学習内容の更新方法
学習内容は、Wi-Fi環境の整っているところでは、自動的に更新されます。
だいたい月ごとに新しい内容が追加されるようです。
実物のやり取りは専用タブレットを送ってもらう際の1回のみになります。
普通の通信教材と違い、付録や紙の教材が溜まらないのが良いところ!
学習の内容・進め方
学習内容は、ひらがなや数といった、小学校入学前に身に付けておきたい全10分野。
今習い事としての注目度が俄然高まっている英語も学習可能!
その中から、1日に2,3分野の内容が全部で10~15分程度で終わるような分量で、自動展開される仕組みです。
ひらがなや数などはだいたい毎日、それ以外も満遍なく学習できるようになっています。
▼電源を入れるだけで、このようにその日の学習内容が自動展開されます。
学習が終わると、「おうちの人と見てみよう」と称し、その日の内容を保護者と振り返る時間があります。
▼保護者が子供の学習内容を集約したものを見て、書き込みをしたりスタンプを押してあげたりすることができます。
その後、「ごほうび」として、ゲーム性のあるお楽しみ画面に誘導されます。
金額
年中・年長共に以下のような金額設定になっています。
・月額(税込) ¥3278~
・初月にタブレット代金(税込)¥10978
(ただし、その後解約することになった場合、利用期間が12ヶ月未満だとタブレット代金を追加で請求されますので、ご注意を。)
12ヶ月きっちり利用した場合の総額は¥50314となります。
(2021/6/19現在)
ここがオススメ!スマイルゼミ幼児コースの良いところ
スマイルゼミの利用料金を見ると、他の通信教材と比べて高額に感じるかもしれません。
しかし、タブレット代金も含まれることや、コンテンツを考えれば、私は決して高いとは思いません!
では、どんな点でスマイルゼミ幼児コースをオススメするのか、
・元教員として教育的面から見た良さ
・ママ目線から見た良さ
この2つの観点から解説していきましょう。
教育的側面から見た良さ
私は元小学校教員なので、子供の取り組みやすさなど、教材を見る目は厳しいと思います。
元小学校教員として、スマイルゼミ幼児コースの学習内容は下記のようなところが良いと感じました。
全10分野が漏れなく学習できる
小学校入学前に学習しておきたい10分野を満遍なく学習できるところは、大きなメリットでしょう。
家庭学習で、この10分野を網羅することは大変難しいです。
これらの分野は、小学校入学後は各教科に当てはめて指導されるもの。
つまり、これらは本来、小学校教員が教材研究をし、子供への指導自体にもかなりの時間を要するものなのです。
それを、家庭で子供が集中できる時間の長さを考慮し、その上で満遍なく学習できるように作成されているのは、素晴らしいと思います。
母親が自身で一つ一つ教材を選んで、同じことをするのは、ほぼ不可能でしょう。
小学校の学習内容を、1日15分で先取りできるわけではないですが、5歳になる子供が集中できる分量で、10分野を網羅的に学習させられるのは、かなりオススメできる点です。
その日にすべきことが明確
スマイルゼミ幼児コースでは、その日にすべきことが自動展開されるので、スイッチオンですぐに学習を始められます。
紙の教材では、子供は今日すべきことがよくわからなくなってしまうこともあるでしょう。
また、その日の学習の終わりも示してくれるので、やりすぎも防ぐことができます。
すべきことが明確であるというのは、主体的に学習していく上で、大変重要です。
理解の深まる出題頻度
子供の理解が深まるような出題頻度に設定されています。
1度解いてしまったら終わりではなく、似たような問題が数日後に再度出題されるのです。
娘は、1度目はほとんど正答できなかった問題が、数日後は全問正解できる、ということがよくあります。
1度目は、問題の意味がしっかり理解できないこともあるようですが、その後、少しだけ親子でその問題を復習すると、次の回では解けるようになるのです。
1度解いて、再度出題されたことで理解が深まり、本人の「今度はできた。わかった!」という達成感にもつながっています。
デジタル教材ならではの学びができる
紙教材ではできない、デジタル教材ならではの学びができます。
例えば、
ひらがなの筆順がアニメーションで表示されるので、わかりやすい
英語の発音を聞くことができる
「しぜん」分野では、色々なカエルの鳴き声などを聞くことができる
音読を聞くことができる。音読した自分の声も、録音して聞くことができる
動きのあるアニメーションで示されることで、子供が理解しやすくなっています
また、「話す・聞く」といった、これからの教育で大変重視されている学びの第一歩も体験できるのは、紙教材では難しいものでしょう。
▼筆順をアニメーションで示しています。
▼英語の発音を聞くことができます。
解いたその場で丸付け、すぐに解き直し
問題を解いたその場で、もちろん自動で丸付けされます。
そして、正答を示すだけでなく、すぐに解き直しができます。
小さな子供は、ワーキングメモリ(作業や動作をするために、短時間記憶しておいたり情報を処理したりする能力)の働きが未熟です。
なので、何問か解いてから親がまとめて丸付け、となると、そもそもどんな問題だったのか忘れてしまったりして、学習効果が下がってしまいます。
解いてすぐに丸付け、間違えた場合は解き直しができるのは、小さな子供の学習にぴったりなんです。
加えて、大人の丸付けの手間も省けます!
ママ目線から見た良さ
スマイルゼミ幼児コースは、学習効果が高いだけでなく、ママにとっても良い点が多い教材なんです。
今度は、ママ目線で、良さを解説していきたいと思います!
教材が全てタブレット1台に集約されている
教材が初月に送られてくるタブレットに全て集約されています。
なので、紙の教材や付録のおもちゃで部屋が散らかる…なんてこともありません。
解いてしまったドリルの扱いって、困りませんか?
「せっかくやったんだし、終わったそばから処分するのはちょっとかわいそうかな」
なんて思っているうちに、次の教材が届いて、なかなか片付かないということは紙の教材ではありがちでしょう。
しかし、スマイルゼミ幼児コースでは、子供の成果も今後の教材も、全てがタブレット1台に集約されるので、散らかり問題は全くありません!
問題を読み上げてくれる
デジタル教材なので、問題文や説明を文章で示すだけでなく、読み上げてくれます。
娘はまだひらがなの読みはできるものの、たどたどしく、読めたとしても文章が長いと内容まで頭に入っていません。
しかし、我が家には下に1歳の息子がおり、娘には申し訳ないのですが、娘の学習に私がじっくり向き合うことができません。
なので、紙教材のように、自分で黙々と進めたり、親が横に付き添って問題を読んであげたりするのは難しいんです。
そんな状況なので、問題を読み上げて自分で学習を進めてられる仕組みは大変ありがたい!!
継続できる工夫「ごほうび」
「ごほうび」という学習後の楽しみがあるので、継続しやすくなっています。
その日の学習内容が終わると、保護者との振り返りの後、「ごほうび」画面に誘導されます。
「ごほうび」では、カードを集めたり、「マイキャラ」というアバターを着せ変えたりすることができます。
娘は、この「ごほうび」を楽しみにしています。
娘のマイキャラは、学習後にもらえるアイテムでゴッテゴテにデコレーションされています。
▼学習後「ごほうび」に誘導されます。
通信教材を利用する上で、継続していけるかどうかというのは、親にとって大きな問題。
少しでも子供が楽しめる工夫がある方が良いですよね。
スマイルゼミ幼児コースのデメリット
私は、娘の学習としてスマイルゼミ幼児コースは概ね満足です。
とはいっても、「うーん」と悩ましいところも、少しだけですが、やっぱりあるんです。
では、今度は、そんな、ちょっと「うーん」なところについても口コミしましょう。
タブレットの扱いが少し心配
娘のタブレットの扱いが少し不安です。
重さや大きさを前述しましたが、娘が扱うには、少し大きく、重いです。
その上、扱いが雑…。
いつか壊してしまうのではないかと心配なんです。
しかし、今後は学校教育の現場においても、このような端末を扱うことは間違いなく増えていくので、慣れていってもらおうと思っています。
また、スマイルゼミの学習専用タブレットは、子供が扱うことを考慮してタフな設計になっていますし、保証オプションもつけることができます。
それでも飽きる
「ごほうび」や、デジタル教材による飽きさせない工夫が満載ですが、それでも娘は少々飽きています。
「スマイルゼミやろうねー」
「えー…。はーい」
そんなやり取りの毎日です。
ただ、やり始めれば楽しんでいるようなので、これは単に、どんな教材でもついて回る「なかなか取り掛かれない」という状況なのかもしれません。
実物に触れる体験がおろそかにならないよう注意が必要
私はスマイルゼミ幼児コースを始めるに当たり、「実物に触れる体験がない」ということを一番懸念していました。
幼児期の学習では、実物に触れる体験が大変重要です。
例えば、蝶々をテレビで見るのと、実際に見て捕まえる経験では、得るものが大きく違いますよね。
そのように、実物を見る、操作するという体験が、幼児期ほど大切なんです。
紙教材の付録として送られてくるおもちゃは、実はただのお楽しみではなく、実物の操作という重要な意味をもちます。
それは、スマイルゼミには全くありません。
しかし、スマイルゼミには、実際に体験することが難しいことでも、デジタル教材によって疑似体験させられる良さがあります。
その他にも、前述したように、デジタルの良さは多いです。
通信教材を選ぶ際にどんな点を重視するか、という問題になるでしょう。
スマイルゼミのようなデジタル教材を選択するならば、実際の経験がおろそかにならないように、親が意識する必要があるでしょう。
学習習慣をつけるにには最適のスマイルゼミ
我が家ではスマイルゼミを使ってみて、大満足。
教育的な側面からも、ママ目線からでも、スマイルゼミの良いと感じるポイントは多いです。
スマイルゼミは学習習慣をつけることの第一歩として、活用しやすい通信教材と言えるでしょう。
もちろん、少しはデメリットなど悩ましいところもありますが、それを上回る多くの良さがあります。
家庭学習において、どんなことを重視するのかを考えると、我が家には合っていました。
オススメポイント満載のスマイルゼミ幼児コースを、ぜひあなたの家庭学習の選択肢に入れてみてください!
きっと、あなたもこの良さを実感していただけるでしょう。