「早期教育」や「幼児教育」といった言葉をよく耳にするようになりました。
最近では、早い段階から子供に教育を行う親御さんも増えていますよね。
実際、私自身も長女を出産してからさまざまな教育本を読み漁りました。
その中で出会ったのが「ドッツカード」でした。
「右脳を鍛える」
「数学的センスを育てる」
「3歳までが効果的」
なんて言われると、
ドッツカードって本当に効果があるのかな?
って、ちょっと疑問に思っちゃいますよね!
この記事では、私の経験を元に、ドッツカードの効果や使い方、適正年齢などについて解説していきます。
「ドッツカードに興味はあるけど、本当に効果はあるの?」
「始めるタイミングがわからない」
このように、これからドッツカードを始めようと考えている方の参考になる記事を書きました!
- ドッツカードをさくっと解説!
- ドッツカードの3つ効果
- ドッツカードの使い方
- ドッツカードは何歳からはじめるの?
- 途中でやめても効果はある
- おすすめの商品
- 手作り(100均)ドッツカード
- ドッツカードを続けるコツ
- ドッツカードを使ってみた口コミと感想
- ドッツカードで幼児期から数学センスを磨こう!
ドッツカードをさくっと解説!
ドッツカードは、1970年代にドーマン博士というアメリカ人研究者によって開発されました。
白地に赤色の丸が描かれたカードを子供に瞬間的に見せることで、数学的素地を育てることができるというものです。
なぜ赤い丸なのかというと、子供は赤色でシンプルな形が好きで、生後間もない赤ちゃんでも視覚的に認識できるからです。
ドッツカードの3つ効果
みなさんは、この画像をぱっと見て赤い丸がいくつあるか分かりますか?
幼い頃にドッツカードをやっていた子供は、瞬間的に赤い丸の数が「30」とわかるそうです。
すごいですね...。
なぜこのようなことができるようになるのかドッツカードの効果について解説します。
数的感覚が身に付く
ドッツカードを続けることで、点の集まりを見た時に「何個ある」と大体の数がわかるようになります。
本能的に数に強くなるということなんですね。
数学的なセンスが育つ
ドッツカードは継続して行うことで、より強い効果が期待でき、
足し算
引き算br>
かけ算
割り算
代数
といった高いレベルの数学まで早い理解力を身につけることができます。
数的感覚が身に付いているからこそ、数学的なセンスに繋がるということです。
好奇心・探究心の高い人間に育つ
ドッツカードの効果は、数学的分野の成長だけではありません。
自分たちで計算方法を見つける楽しさを覚えることで、他の方法を探すようになり好奇心や探究心が成長すると言われています。
この好奇心や探究心は、数学以外の学校生活や人間関係でも効果を発揮し、人間的に大きく成長することができます。
ドッツカードの使い方
ドッツカードにはいくつかの使い方があります。
といってもかなり簡単ですが、ドッツカードの使い方を紹介します。
数字順に見せる
ドッツカードを1~50(100)枚用意して、数字順に数秒間見せていきます。
その時に、「いち」「に」「さん」と声も同時に発することを忘れないようにしましょう。
ランダムに見せる
「5」「23」「12」のようにランダムに見せていきます。
わたしの場合は、数字順にみせるやり方をある程度こなしてからランダムに見せるようにしました。
数学的法則を持たせる
「2」「4」「6」など、数学的法則を持たせて見せる方法もあります。
もちろん赤ちゃんが計算をするわけではありませんが、右脳に直感的に叩き込むといった感じです。
なんだか語学勉強の初期に似ていますね。
できるだけ毎日やる
ドッツカードは毎日やります。
1日に行う回数は10回〜30回程度です。
多くやり過ぎてしまうと、子供はからなず飽きます。
飽きると全く見てくれなくなります。
もちろん、できる子はできるだけ多く行うことをオススメしますが、私の長男の場合はすぐに飽きてしまうので、朝・昼・夜に分けてやることもありました。
ですが、無理は禁物。
親も子供もどちらかが嫌になってしまっては楽しくありませんし続きませんよね。
続けることが大切ということを忘れないでください。
詳しくは、ドーマン博士著作の「赤ちゃんに算数をどう教えるか」を参考にしてください!
わたしが書いた方法以外にもたくさん書かれています。
ドッツカードを使った教育をしている教室なども、この本に書かれた内容を参考に行っていると思います。
ドッツカードは何歳からはじめるの?
ドッツカードは、生後3ヶ月から2歳が最も効果的とされています。
赤ちゃんは生後3ヶ月から色を認識し出しますので、私はそのタイミングではじめました!
3ヶ月って早すぎない?
と思う方もいると思いますが、
途中でやめても効果はある
ドッツカードをしていたけど、途中で続けられなくなりやめてしまったとしても、効果はあるそうです。
もちろん、最後まで続けることに越したことはありませんが、
「途中でやめたら全てが水の泡」
「途中でやめたから効果るなかった」
と悲観的になる必要はないみたいですね!
おすすめの商品
ドッツカードといえば、
- 叱らない、毎日が楽しい育児になります
- お母さまやお友達の気持ちが分かる、思いやり深い子になります
- 知的能力と一緒に、運動能力や手指の巧緻性が向上します
・七田式 ・ドーマン研究所 ・くもん式 ・手作り
をよく耳にしますよね!それぞれの特徴を紹介していきます。
七田式ドッツカード
画像:七田式オフィシャルストア
七田式は、0歳から子供の心を育て、可能性を伸ばす幼児教育で有名ですね。全国に教室があるだけでなく、通信教育も展開しています。
わたしの周りで一番耳にしたのは、七田式のドッツカードでした。
使う順番やタイミングを決めてくれていて、ドッツセットになっているので、簡単で分かりやすいです。
ドーマン式ドッツカード
画像:人間能力開発研究所
ドッツカードを考案したドーマン博士のやり方なので、ドッツカードの特性を最大限に引き出すことができます。
カードの組み合わせを毎日変えながら行うので、子供が飽きにくいです。
くもん式
くもん式、七田式、ドーマン研究所も本格的で長期的に使っていける物ですが、内容は異なるので、調べてみて興味の湧いた方からはじめてみましょう!
手作り(100均)ドッツカード
私の場合は、「とりあえず簡単なものから」ということで、手作りではじめました!
用意する物は、
・厚紙 ・ポイントシール(私は赤) ・ハサミ ・ペン
だけです!
誰でも簡単に作れるよ!おすすめ手作り知育玩具です!
白地にポイントシールを貼る
作り方は簡単で、白地の厚紙に赤い丸のシールをペタペタと貼っていきます。
最初にも言いましたが、色を認識しだす生後間もない赤ちゃんは、赤色を好みますので、赤色の丸いシールをおすすめします。
裏に数字を書く
同時に裏面に貼ったシールの数を書いていきます。
いちいちシールを数えて言うのは面倒だし、数が増えるとわからなくなりますからね!
滑り止め
あとは、厚紙を捲る動作が多くなりますので、持ち手にセロハンテープを貼るか、指サックを付けるのもオススメします。
歳のせいなのか、厚紙を使うと結構すべります!笑
ドッツカードを続けるコツ
ドッツカードを続けるために大切なことは、「飽きさせない」ということです。
子供はとっても飽きっぽい性格です。
教育熱心なあまり、必要以上にやり過ぎてしまい、子供が全くやってくれないなんてこともあります。
パパママは、子供が飽きないよう回数を制限しながら、パターンを変えてやるなど、工夫と我慢の勝負になります。
ドッツカードを使ってみた口コミと感想
わたしの家では、長女が生後7ヶ月の頃からドッツカードをはじめました。
今は1歳半ですが、とくに嫌がることもなくドッツカードを見てくれます。
ただ、効果が出ているかと言われたら、正直今のところ全くわかりません。
ですが、短期的に効果が出るものではなく、将来的に効果を期待するものですので特に気にしていません。
そろそろ、手作りのドッツカードにも限界を感じているので、七田式ドッツカードを買おうと思っています。
ちょっと値段は張りますが、子供の将来への投資と考えれば、安いものです!
ドッツカードで幼児期から数学センスを磨こう!
今回は、ドッツカードの使い方や効果について紹介させていただきました。
私の経験上、まだ期間が短いので効果については何とも言えませんが、小さい子供でも興味を持って見てくれています。
ドッツカードの効果を実感するのはこれからですが、有名幼児教室でもよく使われる教材の一つで、幼児期から数学センスを身につけるために重要な知育玩具。
手作りだとドッツの数や種類に限界を感じるので、本気で最初から取り組むなら市販のドッツカードを買って置くことをおすすめします。
ドッツカードは早期教育が当たり前になってくる時代に乗り遅れないために必要なアイテムの一つです。