- 2歳・3歳児におすすめのパズル
- ピース数の年齢別の目安
- パズルができない時の対処法
パズルには素材や絵柄などさまざまなものがあって、子供に人気の遊びです。
パズルで遊ぶと集中力や指先の器用さ、形を把握したり、考える力など子供の発育を促してくれます。
また、パズルにはピースの数や、絵柄の細かさなどで難易度を変えられるので、成長に合わせて遊べます。
しかし、パズルは種類が多すぎて、子供にどのパズルを買えばいいのか悩んでしまいます。
この記事では「おすすめのパズル」や「年齢別のピース数の目安」、「パズルができない時の対処法」などを解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
パズルにはいろいろな種類があって悩むよね…
パズルができない2歳・3歳児におすすめのパズル
- 木製パズル
- 乗り物パズル
- キャラクターパズル
- 動物パズル
木製パズル
さまざまなモチーフのパズルがあり、木で作られていて、持ち手が付いたものが多く、子供もの小さな手でもつかみやすくなっています。
ピースの形も単純で子供でも形が認識しやすく、厚紙のパズルとは違いずれにくく、はめ込みやすいのも特徴です。
小さい子供には単純な形で、持ち手が付いた木製パズルがおすすめ!
乗り物パズル
男の子の王道と思われるかもしれませんが、意外に女の子にも乗り物系のパズルは人気です。
知っているモチーフの方が合わせていきやすいので、新幹線や電車、パトカーや消防車など身近なものを買っていました。
乗り物は子供がよく目にするから、遊びやすいよ!
キャラクターパズル
2、3歳というとキャラクターが大好きになる年頃です。
同じキャラクターでもピースの数は違うので、簡単なものから徐々にピース数を増やしていくと、キャラクターの種類が増えるので夢中になって遊んでいます。
好きなキャラクターが難しいパズルにしかいない場合は、好きなキャラクターのパズルで遊ぶために、頑張っていました。
好きなキャラクターのパズルは、モチベーションが上がるよ!
動物パズル
動物パズルも男女共に好きなシリーズです。
動物は月齢が小さい頃からなじみがあるモチーフで、さらにイラストと写真のパズルがあり、子供がどちらをやりやすいか考えて購入していました。
動物パズルはメジャーな動物が多くわかりやすいようで、最初の頃はよく動物パズルで遊んでいました。
動物パズルはイラストと写真など種類がおおいよ!
パズルができない子は何ピースからやるべき?年齢別の目安は?
- 〜10ピース 目安年齢は2歳
- 20〜25ピース 目安年齢は3歳
- 30〜40ピース 目安年齢は4歳
- 50ピース〜 目安年齢は5歳
〜10ピース 目安年齢は2歳
達成感や自信をつけてあげることが大切なので、初めは3ピースなどからはじめると、子供のやる気が育ちます。
大人から見ると10ピースでも少なく感じますが、子供が3ピースができるようになるとすごく成長が感じられます。
簡単なパズルからはじめると、達成感を味わえるよ♪
20〜25ピース 目安年齢は3歳
慣れてくると子供が飽きて、さらなるチャレンジをしたがるようになるので、そのタイミングでピースを増やします。
ピースを増やすと最初はうまくできませんが、隣でアシストしていくうちにできるようになっていきます。
少ないピースで物足りなくなったら、ピース数を増やしてね!
30〜40ピース 目安年齢は4歳
子供の成長が感じられるピースの数になってきます。
子供もやり方が分かってくるので、大人は近くで見守りながら、困っている時にそっと手を貸してあげましょう。
パズルに慣れてきたら、ピースの数を増やしてチャレンジしてね♪
50ピース〜 目安年齢は5歳
50ピースは親でも楽しめるピース数で、子供の方が覚えるのが早く、私が息子に教えてもらうこともあります。
ただ、目安年齢はあくまでも参考なので、あまり気にせず、その子に合わせたペースでチャレンジすることが大切です。
2歳、3歳ならこのくらいはできて当たり前ということはなく、無理せずに楽しくパズルをすることで、さまざまな成長が見られます。
成長に合わせてピースを増やして、難易度を上げていこう!
2歳・3歳児のパズルができない時の対処法
- 対処法① 簡単なパズルをやらせてみる
- 対処法② 子供の好きな絵柄をえらぶ
- 対処法③ 親がピースを手渡してあげる
- 対処法④ ヒントやアドバイスを出す
- 対処法⑤ 大げさに褒める
対処法① 簡単なパズルをやらせてみる
ピースが少ないものを選ぶと達成感が得られます。
自分でできたという自信が、やる気につながっていきます。
10ピースくらいで、絵柄も大きく分かりやすいものから、はじめました。
簡単なパズルで、できた時の達成感を覚えさせよう!
対処法② 子供の好きな絵柄をえらぶ
子供が好きなキャラクターやモチーフのパズルを自分でえらばせると、子供もワクワクしながら作ってくれます。
大好きなキャラクターなので、どこにピースがはまるかもイメージしやすくなります。
知っているものの方が、完成図が想像しやすいので、これはどの部分かが想像できて作りやすそうでした。
親がえらんだものだと、子供の趣味と違うこともあるので、子供にえらばせることが大切です。
子供に好きな絵柄をえらばせて、やる気を出させよう!
対処法③ 親がピースを手渡してあげる
作りやすい順番でピースを渡してあげるのも大切です。
子供は真ん中からなど、作りづらい所からはじめてつまずいてしまうので、まずはパズルの周りから渡していきます。
渡す時に向きもはめ込みやすい方向にしてあげると、そのままはめられて、できた!という達成感につながります。
やり方のコツを覚えてくると、親がピースを渡すと嫌がりはじめますが、パズルを好きになってきた証拠です。
ピースを渡すのをやめて、子供のやりたいようにやらせてあげましょう。
子供がはめ込みやすいように、ピースを渡してあげよう!
対処法④ ヒントやアドバイスを出す
うまくできないときは「クルクルましてごらん」と、ピースを回すと入ると教えてあげましょう。
子供がコツをつかむと言葉だけでも、自分でピースを回して向きを探しはじめます。
ピースを回して自分ではめ込めるようになると、自分だけでできるのがうれしいようで、頑張って考えてくれます。
うまくできるように、ヒントをあげよう!
対処法⑤ 大げさに褒める
できた時は大げさに褒めて、「写真を撮ろう」とスマホで撮影し、パパや祖父母たちに見せて褒めてもらいました。
パパや祖父母でなくても、撮ったものを一緒に見返して「すごいね」「頑張ったよね」と伝えるだけでも効果がありました。
恥ずかしそうにしているのですが、とても嬉しそうに何個もパズルを作ってくれます。
子供が興味を持ったことがきっかけで、パズルをはじめることがおおいと思います。
しかし、やってみると子供はやり方がわからず、怒ったり、泣いたりと不機嫌になってしまいます…
そんな時は、無理にやらせたり、怒ったりしないように根気強く遊ばせてあげましょう。
嫌な時は「また後でしようね」と声をかけてから片付けたり、「片付けちゃダメ」と言うときはそのままにして、子供がやりたいようにしていました。
特にイヤイヤ期は、やりたがるのにできなくて、怒ってしまうことが何度もありました。
できなくて不機嫌になることは、今でもありますが、「できなくて嫌だったね、イーッとなっちゃうね、ママも一緒にしていい?」と声をかけて、一緒にやりはじめると機嫌を直してパズルで遊んでくれます。
できても、できなくても、子供に寄り添って褒めてあげてね♪
2歳・3歳でパズルに取り組む効果は?
子供の性格や上向き不向きはあると思いますが、パズルが好きになると集中力が上がります。
まだ2、3歳だからと思いがちですが、小さい子供でもすごい集中力を発揮します。
自分で考えて形を作っていき、そして完成させるプロセスは、成長に不可欠な達成感や、やる気を育ててくれます。
指先を使うことで、ボタンの練習やお箸なども教えやすくなりました。
まだ2、3歳だとうまくいかないと、「壊れちゃった」と泣くこともありますが、そんな時は「大丈夫。こうしたら直るよ。ここまでよくできたね」と褒めてあげましょう。
子供はその言葉を聞いて、「壊れても大丈夫なんだ」、「やり直してみよう」と、何回もチャレンジする心が育ちます。
パズルによって、やり直す気持ちが育つと、他の場面でも再チャレンジしようという姿勢が見られます。
また、親が一緒にやることにも意味があり、見守ってくれる、助けてくれるという安心感から、自立の心が育っていきます。
パズルをやりはじめてから、息子から「見て」と言われることが増えて、できることは自分でしたいと頑張っているのだと感じます。
息子は2歳10ヵ月ですが、今では63ピースを一人で完成させられるようになって、私が聞くと得意げに「ここだよ!」と教えてくれることも増えました。
そんな時は「すごい!!ママはわからなかったよ」と褒めてあげています。
外で遊べない季節など、2、3歳の室内で遊びを考えるのは大変なので、そんな時にパズルはもってこいの遊びです。
パズルを通して、さまざまなことが学べるよ!
まとめ
年齢にあったピース数を選んで、やる気を育てる
子供ができない時は、親がアドバイスしてあげる
無理にやらせて、苦手意識を持たないように気をつける
パズルは簡単なものから、難しいものまで、さまざまな種類があって、子供の成長に合わせて遊べます。
パズルを通して集中力などいろいろなことを学べますが、難しすぎるパズルだと、苦手意識を持ってしまいます。
みなさんも、子供がうまくできるように、声をかけてヒントやアドバイスを出して、一緒にパズルを楽しんでください。