- スワドルミーとスワドルアップの違い
- スワドルミーとスワドルアップの選び方
スワドルミーとスワドルアップ、どちらもおくるみで名前が似ていますよね。
実は、2つは異なるメーカーが販売する、特徴の違うおくるみということをご存じですか?
この記事では、スワドルミーとスワドルアップの購入を検討している方のために、2つの商品の違いを比較していきます。
ご自身の赤ちゃんに合うおくるみを探している方は、ぜひ購入の参考にしてくださいね。
スワドルミーとスワドルアップから、ご家庭に合ったアイテムを選んでね!
- おくるみを選ぶときのポイント
- スワドルミーとスワドルアップについて
- スワドルミーとスワドルアップのラインナップ
- スワドルミーとスワドルアップは危険?
- スワドルミーとスワドルアップの比較
- スワドルミーとスワドルアップはどっちがおすすめ?
- 購入するならネット通販がおすすめ
- まとめ
おくるみを選ぶときのポイント
- 形で選ぶ
- 素材で選ぶ
おくるみは、赤ちゃんにぐっすり眠ってもらうために、購入を検討している方が多いのではないでしょうか。
赤ちゃんの睡眠時間が伸びれば、パパとママが落ち着いてゆったり過ごせます。
大切な赤ちゃんのために、形や素材にこだわって選びたいですよね。
赤ちゃんが快適に睡眠できる素材や形のおくるみを選んでね!
形で選ぶ
おくるみの形は、赤ちゃんに合っているか、着脱が簡単かなどを考えて、こだわった購入したいですよね。
おくるみの形状は主に、大判の布と、それ以外の用途に応じた特徴を持ったおくるみで、分けられます。
代表的なおくるみには以下のような種類があります。
幅広く使える一枚布
赤ちゃんの体に巻きつけて固定するタイプ
赤ちゃんの体を覆う寝袋型
布団がはだける心配のないスリーパー
スワドルミーとスワドルアップは、赤ちゃんが快適に睡眠できるように特化した商品です。
具体的には、固定タイプと寝袋型が該当します。
赤ちゃんが快適に睡眠できる、おくるみの形を選んでね!
素材で選ぶ
おくるみの素材選びは、赤ちゃんが快適に過ごすために、吟味したいポイントです。
季節に合わせて、夏なら汗を吸収しやすいもの、冬なら保温性が高いものを選ぶ方法もあります。
主な素材には以下のような種類があります。
ガーゼ
コットン
ウール
パイル
マイクロフリース
竹繊維
おくるみは毎日使うものですが、育児につきっきりだと洗濯かごにためてしまいがちです。
使うシーンや用途に応じて、3〜4枚ほど用意しておくと安心できますよ。
赤ちゃんの肌に優しい素材や、季節に合わせて快適な素材を選んでね!
スワドルミーとスワドルアップについて
- スワドルミーとは
- スワドルアップとは
スワドルミーとスワドルアップは、見た目や着せ方に大きな違いがあります。
両者の特徴を以下にまとめてみました。
スワドルミーとは
Swaddle Me(スワドルミー)は、アメリカのSummer Infant社(サマーインファント社)が、提供しているおくるみです。
アメリカの産婦人科では、入院中から赤ちゃんを布でぐるぐる巻きにして寝かせます。
退院後も自宅でおくるみを巻いて過ごさせる慣習があって、マジックテープで止めるだけのスワドルミーは着脱が簡単で重宝されています。
スワドルミーは赤ちゃんを、簡単に包み込めるように作られているよ!
スワドルアップとは
Swaddle Up(スワドルアップ)は、オーストラリアのLOVETREE社(ラブツリー社)が提供しているおくるみです。
赤ちゃんの手がW字、足がM字になるように設計された寝袋の形が特徴です。
日本では、株式会社マザースマイルが代理で販売しています。
「奇跡のおくるみ」というキャッチコピーで、SNSで多くのパパ・ママに親しまれています。
赤ちゃんが快適に眠れるように、手足の形をキープできるおくるみだよ!
スワドルミーとスワドルアップのラインナップ
- スワドルミーはかわいい柄が豊富
- スワドルアップは季節ごとに使い分けできる
スワドルミーとスワドルアップのメーカーと特徴について踏まえたところで、実際に赤ちゃんに着せる商品の特徴も詳しくみていきましょう。
スワドルミーはかわいい柄が豊富
スワドルミーの国内で取り扱っている、代表的なラインナップは以下の通りです。
S/Mサイズ
Lサイズ
S/Mサイズは、SとMの兼用でSサイズと表記されている場合もあります。
その他に「NB(New Born)」という、S/Mよりもさらに小さい新生児向けのサイズがありますが、取り扱っている通販サイトはあまりありません。
スワドルミーは、シンプルな白やグレーから、性別に合わせて着せたくなるピンクやブルーなどのカラーバリエーションが豊富です。
カラーバリエーションの他に、柄の種類にもこだわりを感じられます。
お花や恐竜、星がちりばめられたデザインは、とてもかわいらしいですよ。
どんな色と柄が子どもに似合うのかを、生まれる前の赤ちゃんを想像しながら、もしくは生まれてからの赤ちゃんを見ながら模様選びを楽しんでみてはいかがでしょうか。
スワドルミーはカラーや柄のバリエーションが豊富だよ!
スワドルアップは季節ごとに使い分けできる
スワドルアップは、新生児から着用が可能なラインナップは以下の5種類があります。
オリジナル(春夏秋冬)
ライト(春夏)
バンブーライト(夏)
オーガニック(春夏秋冬)
ウィンターウォーム(秋冬)※現在公式HPで再入荷未定
おくるみを着用させる場合は、上から毛布などはかけないというルールがあります。
しかし、気温によっては肌着の重ね着が必要で、赤ちゃんの体温調整が難しいおくるみでもあります。
スワドルアップは季節に合わせて選べるので、育児の手間を少しでも減らせて助かります。
北海道や沖縄など、気温が極端な地域にも対応できるのが強みですね。
寝返りを始めた赤ちゃんにも着せられる「ステージ2」のおくるみは、赤ちゃんのソデが開閉するデザインになっています。
寝返り後も使い続けたい、いきなり卒業させて寝かしつけられるか心配、というパパ・ママでも安心ですね。
季節に合わせた素材や、寝返りをはじめた後も使えるよ!
スワドルミーとスワドルアップは危険?
おくるみを使用する上で気になるのは、赤ちゃんの安全です。
スワドルミーとスワドルアップが、赤ちゃんの安全を損なわないか、心配される方もいらっしゃいますよね。
結論から言うと、両方とも正しい用法で使えば、赤ちゃんを危険に晒すことはありません。
おくるみの誤った使い方によって、赤ちゃんに危険が伴う理由は主に以下の通りです。
赤ちゃんがうつぶせになると窒息する可能性がある
赤ちゃんの手足が脱臼する可能性がある
例えば、赤ちゃんが風邪を引かないようにと、おくるみの上から毛布をかけた場合に、赤ちゃんが手足を動かすと毛布が顔に覆いかぶさってしまう可能性があります。
赤ちゃんは、おくるみによって手足を自由に動かせないので、呼吸ができず窒息してしまうのです。
スワドルミーの着用時は、赤ちゃんをマジックテープで固定するので、うつぶせの状態になりにくく、足元はゆったりした型で安心できます。
スワドルアップの着用時は、毛布を上からかけないように注意しましょう。
赤ちゃんは手足を布の内側で自由に動かせるため、関節に負担をかけることもありません。
スワドルミーとスワドルアップに限らず、上記の注意事項を踏まえて、おくるみを着用させましょう。
おくるみは正しく使うと危険はないけど、注意事項を必ず守って使ってね!
スワドルミーとスワドルアップの比較
- いつまで使える?
- 素材の違いは?
- 着用方法の違いは?
- 季節ごとの使い分けは?
- 購入できる場所は?
- 気になる価格は?
スワドルミーとスワドルアップ、結局どちらを買うと良いのでしょうか。
SNSなどで認知度が高いのはスワドルアップですが、スワドルミーと比べて何が優れているのでしょうか。
両者を購入する上で、いつまで使えるのか、どのくらい着させやすいかなど、気になるポイントについて比較していきます。
いつまで使える?
スワドルミーとスワドルアップは、どちらも生後0か月の新生児から使用できるサイズがそろっています。
赤ちゃんが寝返りを始めると、おくるみが顔の近くを覆う可能性があり、乳幼児突然死症候群(SIDS)の危険があるので使用を控えます。
国内で取り扱いのあるスワドルミーのラインナップは、寝返り前までが目安のサイズ展開となっています。
一方、スワドルアップは寝返り前までの、S・M・Lの3つのサイズを「ステージ1」と呼称し、寝返り後も着用させられる「ステージ2」のラインナップがあります。
寝返り後もおくるみに包んで眠らせたい場合は、スワドルアップがおすすめです。
寝返りをはじめた後も使用したい場合は、スワドルアップがおすすめだよ!
素材の違いは?
スワドルミーは、すべての製品がコットン素材で作られています。
伸縮性が高く、赤ちゃんに優しい柔らかい肌触りとなっています。
一方でスワドルアップは、コットン、オーガニックコットン、竹繊維などから、おくるみの素材を選べます。
季節に合わせたり、赤ちゃんの肌に優しいものを選べる点は、スワドルアップが優れています。
どちらも赤ちゃんの肌に優しい素材で作られていて、スワドルアップは選択肢が多いよ!
着用方法の違いは?
スワドルミーは、赤ちゃんの両足が入るポケットが下部にあり、左右の布を巻きつけて着させます。
具体的な着せ方は、以下の通りです。
1.赤ちゃんの肩を上部の広げた位置に合わせる
2.足をポケットにしまい、ポケットの折り返しを広げる
3.左側の布を胴体に巻き、左腕の下に押し込む
4.右側の布を左側に巻き、マジックテープで固定する
スワドルアップは寝袋の形なので、ファスナーを上下して赤ちゃんを包みます。
具体的な着せ方は、以下の通りです。
1.ファスナーを下方向に開けて赤ちゃんの足を入れる
2.赤ちゃんの両腕を上向きにして、両手を入れ
3.ファスナーを上げる
どちらも最初はもたつきがあるかもしれませんが、使ううちに慣れていきますよ。
着用方法はそれぞれ違って、慣れるまでは大変かも?
季節ごとの使い分けは?
スワドルミーとスワドルアップの「オリジナル」は、オールシーズンで着用が可能です。
スワドルアップの「オリジナル」以外の商品は、夏や冬にも赤ちゃんが快適に過ごせる、ラインナップになっていますね。
スワドルアップの購入を検討している方は、赤ちゃんが生まれた季節に合った商品を選ぶのもおすすめです。
季節に合わせて選びたい場合は、スワドルアップがおすすめだよ!
購入できる場所は?
スワドルミーとスワドルアップは、どちらもAmazon、楽天市場、ヤフーショッピングで取り扱いがあります。
西松屋やアカチャンホンポなどの、実店舗で取り扱いは少ないので購入は難しいでしょう。
手にとって確かめられないのは不便ですが、クチコミが豊富にあるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
スワドルミーとスワドルアップは、サイズごとに目安の体重や月齢を提示しています。
ご自身の赤ちゃんと照らし合わせて商品を選ぶのがおすすめです。
実店舗で取り扱いが少ないから、口コミなどを参考にネットで購入してね!
気になる価格は?
気になる価格ですが、スワドルミーのほうがスワドルアップよりリーズナブルです。
スワドルミーは、1枚あたり約2,000円で購入できます。
通販サイトによって、1枚のバラ売りと2〜5枚のセット売りをしています。
スワドルアップは、オールシーズンで着用が可能な「オリジナル」が、1枚約4,500円で購入できます。
子育てがはじまると出費がかさみます。
スワドルアップは出産祝いに、ご両親や友人にお願いして贈ってもらうのも良いですね。
安く購入したい場合はスワドルミーがおすすめだよ!
スワドルミーとスワドルアップはどっちがおすすめ?
- コスパ重視ならスワドルミー
- 品質重視ならスワドルアップ
以上の内容を踏まえて、スワドルミーとスワドルアップは、どっちを購入したら良いでしょうか。
両者の特徴とメリットを踏まえたおすすめポイントをご紹介します。
コスパ重視ならスワドルミー
コストパフォーマンスにおいて比較すると、安価で入手しやすいのはスワドルミーです。
価格が安いメリットは、もし失敗しても、あきらめやすい点もあります。
おくるみを用意したのに赤ちゃんに合わなくて、すぐに使わなくなると、もったいないと感じてしまいます。
おくるみの購入を悩んでいる方は、スワドルミーからはじめて、赤ちゃんの睡眠が改善しなければ、スワドルアップを検討してもいいでしょう。
スワドルミーはお試しでも購入しやすい価格が魅力!
品質重視ならスワドルアップ
品質において比較すると、多くのメリットを備えたスワドルアップがおすすめです。
オールシーズンを1着で着回せることはもちろん、赤ちゃんが生まれた季節が夏なら「ライト」、冬なら「ウィンターウォーム」と季節に応じたアイテムを用意できます。
多くのおくるみは赤ちゃんが、寝返りするまでを使用期限とする中で、スワドルアップは寝返り後も対応してくれているのが強みです。
スワドルアップはSNSの投稿がInstagramをはじめ非常に多く、それだけたくさんの赤ちゃんに選ばれている、おくるみだという安心感もありますね。
種類や素材、サイズが豊富で、季節や月齢に合わせてぴったりのアイテムが選べるよ!
購入するならネット通販がおすすめ
スワドルミーとスワドルアップは、それぞれに個性とメリットがあります。
もし両者のどちらかを購入するなら、西松屋やアカチャンホンポなど実店舗での取り扱いが少なく、ネット通販で入手するのがおすすめです。
ただし、両者の類似品もネット通販で見かけるため、販売元や商品名、商品画像、クチコミなどをよく見て購入してください。
ネットで購入する時は類似品に注意してね!
まとめ
スワドルミーとスワドルアップは赤ちゃんの体を包み込んで快適に睡眠できる
スワドルミーはカラーや柄が豊富でリーズナブル
スワドルアップは季節や月齢に合わせた商品が購入できる
スワドルミーとスワドルアップは、赤ちゃんの体を包み込んで、安心して眠れるようにサポートしてくれます。
スワドルミーはリーズナブルな価格でおくるみを試せて、スワドルアップは素材やサイズが豊富で季節や成長に合わせて選べます。
まずはスワドルミーでおくるみを赤ちゃんが嫌がらないかを試してから、スワドルアップでぴったりなアイテムを購入するのもおすすめです。