- スワドルとアフガンの違い
- スワドルとアフガンのメリット
- 「赤ちゃんがなかなか寝てくれない。すぐに起きてしまう」
- 「赤ちゃんが寝ないと大人も眠れない」
と、赤ちゃんの睡眠に関する悩みは、育児あるあるですよね。
赤ちゃんが良く寝てくれるための、便利グッズとして「スワドル、おくるみ、アフガン」があります。
- 3つの違いは何?どれを選べばいいの?
…と悩んでいる方は、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。
それでは紹介します!
赤ちゃんが気持ちよく眠れる、おくるみについて紹介するよ!
スワドルとは?
スワドルは「おくるみ」のことを指しています。
しかし、一般的に「スワドル」といえば、有名な「スワドルアップ」のように、服のように着せるタイプの「着るおくるみ」の名称として多く使われています。
寝る際に、赤ちゃんに着せて使用します。
「スワドル」は「着るタイプのおくるみ」の名称として使われているよ!
おくるみとは?
「おくるみ」はフリース生地や、タオル生地など、さまざまな素材があります。
よく使用されている「おくるみ」は、ガーゼか綿(コットン)で、赤ちゃんの肌に優しい素材でできています。
1枚の布で、赤ちゃんを包みます。
「おくるみ」は1枚の布で作られていて、赤ちゃんを優しく包めるよ!
アフガンとは?
一般的に「アフガン」は「おくるみ」と同じ商品を表す名称として多く使われています。
アフガンの使用方法はおくるみと一緒ですが、アフガンは「アフガン編み」と言われる技法で作られた布が特徴です。
手編みでアフガン編みをして、ベビー用おくるみを作っている方もいます。
「アフガン」はアフガン編みの布で作られたおくるみだよ!
スワドルとおくるみとアフガンの違い
スワドルは、おくるみやアフガンと異なり、「着るタイプ」であることが多く、用途は「睡眠時」のみです。
「着るタイプ」でサイズがあるため、赤ちゃんの体の大きさや成長に合わせて用意します。
「スワドルアップ」を例にすると、サイズの違いだけでなく、寝返りができるようになった後でも使用できるよう、手の部分がファスナーで取り外せるアイテムや、夏用のアイテムも販売しています。
おくるみとアフガンはスワドルと異なり、1枚の布で赤ちゃんを包みますが、赤ちゃんを包む以外にも、さまざまな用途で使えます。
サイズがなく新生児の赤ちゃんに、気に入った商品を使えます。
アフガンはアフガン編みで丁寧に編まれた布で、「縦や横に伸びる」といった伸縮性がなく、おくるみやスワドルアップに比べるとしっかりした生地です。
スワドルは寝る時専用で、アフガンは伸縮性の低さが特徴だよ!
スワドルを買うべき人
「スワドルアップ」を例にすると、赤ちゃんが着て寝るので、寝ている間にはだけてしまう心配がありません。
赤ちゃんの手足も自由に動かせます。
おむつ替えもファスナーを開いて、足のみを出せるため、スワドルアップを着たままおむつ替えができます。
スワドルアップの用途は「睡眠時のみ」ですが、
手足が完全に覆われるので、防寒対策に良い
モロー反射を防ぎ、赤ちゃんが夜に起きにくい(※モロー反射とは、本人の意思とは関係なく、ビクッと動いてしまう原始反射。寝ていた赤ちゃんが起きてしまう原因のひとつ)
…といった効果があるので、赤ちゃんにとにかく長く寝てほしい!という方におすすめです。
また、スワドルアップを着た赤ちゃんの姿は、クリオネのようでかわいらしく、愛らしい赤ちゃんの姿をぜひ見たい!という方にもおすすめです。
赤ちゃんが睡眠中に起きてしまうモロー反射に悩んでいる人におすすめだよ!
おくるみを買うべき人
- ①妊娠中の方
- ②新生児を抱っこするために使用したい方
- ③生後4ヵ月以内の赤ちゃんの睡眠を促し、モロー反射を防ぎたい人
- ④赤ちゃんを包む用途以外でも、長く使えるメリットを取りたい人
おくるみをおすすめしたいのは、大きくわけて4つの項目のいずれかに共感していただける方です。
それでは、紹介します!
①妊娠中の方
妊娠中の方になぜおすすめかと言うと、赤ちゃんを出産する前におくるみに触れたり、ひざにかけたりすることによって、赤ちゃんへ「深い愛着」が生まれるとされているからです。
故に、出産前でもぜひおくるみの購入をおすすめします。
出産前からおくるみに触れていると、赤ちゃんへの愛情は深くなるよ!
②新生児を抱っこするために使用したい方
新生児はベッドやマットに置くと泣き出してしまうため、常に大人が抱っこした状態になってしまいます。
長時間の抱っこは腕が疲れてしまいますが、おくるみで赤ちゃんを巻いて抱くと、抱っこをしやすくなるのでおすすめです。
おくるみに巻いて抱っこすると、負担を軽減できるよ!
③生後4ヵ月以内の赤ちゃんの睡眠を促し、モロー反射を防ぎたい人
赤ちゃんはおくるみでぎゅっと巻かれることによって、安心してよく寝る効果があります。
また、おくるみを正しく巻くことで、赤ちゃんのモロー反射を防げます。
実は、赤ちゃんを巻いて包む「おくるみ」は、生後3〜4ヵ月頃までとされています。(赤ちゃんによって個人差はあります)
生後4ヵ月を過ぎると、おくるみを嫌がったり、抜け出したりして、おくるみを卒業することが多いためです。
なので、赤ちゃんにおくるみを巻いてあげたいと考えている方は、赤ちゃんが生後4ヵ月以内かどうかで検討してみてくださいね。
モロー反射は生後4ヵ月頃まで見られることが多いので、ちょうどおくるみを卒業するまで使用できますよ!
赤ちゃんの体を包んで、モロー反射を防いで睡眠中に起きるリスクを減らせるよ!
④赤ちゃんを包む用途以外でも、長く使えるメリットを取りたい人
赤ちゃんに巻いて使う用途以外にも、おくるみは万能で、さまざまな場面で使用できます。
例えば、
おむつ替えの際のシート
授乳ケープ
寝るときにかける(素材がガーゼや綿で通気性がよく夏は特におすすめ)
ベビーカーに乗っている赤ちゃんの日よけ
赤ちゃんを包む用途以外でも便利で、長く使用したいと考えている方におすすめです。
いろいろな用途で活用したい方におすすめだよ!
アフガンを買うべき人
用途は「おくるみ」と一緒ですが、アフガン編みの特徴で、「縦や横に伸びる」といった、伸縮性がないのがアフガンのメリットです。
故に、首がすわる前の赤ちゃんを、しっかりささえたい!という方におすすめです。
首がすわる前の赤ちゃんには、伸縮性が低いアフガンがおすすめだよ!
まとめ
スワドル、おくるみ、アフガンの違いについてお伝えしました。
どれか一つを選ぶのではなく、その時の赤ちゃんの様子を見ながら、併用して使用するのもおすすめです。
赤ちゃんがよく寝る=緊張や不安がなく、安心している状態と言えますので、赤ちゃんがリラックスして過ごせるようになると良いですね。
今回の記事、ぜひ参考にしてみてくださいね。