- 紐通しおもちゃの自作方法
- 紐通しができるゲーム紹介
- 市販の紐通しおもちゃ
- 「集中力を養いたい」
- 「手先が器用な子になってほしい」
そんな願いを持っているご両親におすすめしたいおもちゃが「紐通し」です!
紐通しはモンテッソーリ教育でも使われているおもちゃで、難易度を上げていくと縫いものもできるようになりますよ!
今回は100均やおうちにあるものでできる、紐通しおもちゃをご紹介します。
また、紐通しの効果、うまくできない時の対処法、市販品についても解説します。
最後までご覧いただき、ぜひ紐通しを取り入れてみてくださいね。
紐通しおもちゃは簡単に自作できるよ~♪
- 100均・おうちにあるので代用でできる手作り紐通しおもちゃ
- 100均で売っているもので紐通しおもちゃ
- おうちにあるもので紐通しおもちゃ
- 紐通しでゲーム遊び
- 紐通しおもちゃに関する質問
- 市販品の紐通しおもちゃを紹介
- 紐通しおもちゃのバリエーションはたくさん!100均やおうちにあるもので紐通しおもちゃを作ってみよう!
- まとめ
100均・おうちにあるので代用でできる手作り紐通しおもちゃ
紐通しは、穴の開いているビーズなどに紐を通す遊びです。
簡単そうに見えますが、複数の動作を組み合わせてビーズを通すので、年齢によっては意外に難しいです。
また、紐通しの前段階として「棒通し」という遊びがあります。
紐通しは複雑な動きを組み合わせるから、まずは棒通しからチャレンジしよう!
①棒通し
棒通しはおすわりが安定し、自分でおもちゃに手を伸ばして、遊ぶようになったら始められます。
棒をめがけて穴に通す、という動きです。
こちらは100均で売っている毛糸巻きです。
立たせて使うキッチンペーパーホルダーもおすすめです。
通すアイテムは棒に通せるサイズなら何でも使えるので、ガムテープやトイレットペーパーの芯でも作れます。
スムーズにできるようになったら、シュシュのゴムを伸ばして棒に通すようにすると、難易度が上がります。
キラキラしたものやビーズのシュシュにすると、子どものモチベーションが上がりますよ。
棒通しは簡単だから小さな子供でもできるよ!
②紐通し
指先で細かいものをつまめるようになったら、早い子で1歳半頃から紐通しができます。
最初は大人がゆっくり見本を見せてあげましょう。
ビーズは大きく扱いやすいものがおすすめです。
100均で手にはいるループエンドもひも通しとして使いやすくておすすめですよ。
子供がつまみやすい大きさのビーズを選ぼう!
①紐とビーズを持ち、穴に紐を通す
②ビーズを反対の手で持ち直す
③最初ビーズを持っていた手で紐を引っ張る
このように複雑な動きの組み合わせで紐通しができるのです。
100均で売っているもので紐通しおもちゃ
紐通しに使えそうなものをご紹介します。
- 靴ひも
- ビーズ
- ループエンド
- ボビン
靴紐は先が加工されていて通しやすいためおすすめです。
長いので半分に切って使うと良いでしょう。
子どもの好きな色だと、よろこんで使ってくれます。
もちろん、手芸売り場に売っている紐なら、何でも紐通しおもちゃに使えます。
ループエンドは大きくて使いやすく、カラーも豊富で紐通しに最適です。
意外なアイテムですが、ボビンも紐通しにうってつけです。
3、4歳ごろになると、細かくて穴の小さいものでも紐通しができます。
ビーズもさまざまな種類があります。
オリジナルのブレスレットなど作ってもいいですね。
使えそうな材料を探すのも楽しいよ~♪
おうちにあるもので紐通しおもちゃ
おうちにあるものを工夫して作ることもできますのでご紹介します。
左側はストローを2〜3cmに切ったものです。
今はタピオカ用のもの、紙製のものなど大きさや素材のストローがあるので、時々違うストローを使うと変化を楽しんで遊んでくれますよ。
右側は画用紙をクラフトパンチで型抜きしたものの真ん中に、穴あけパンチで穴を開けました。
クラフトパンチがなければハサミで切っても大丈夫です。
穴あけパンチの穴より大きめに切りましょう。
紐は毛糸で作りました。
端を1箇所結び、通したものが落ちないようにしてあります。
もう1つの端はセロハンテープで留め、パーツを通しやすいようにしました。
紐の先端にテープを巻くと、通しやすくなるよ!
パーツを通したところが、こちらです。
長い紐で作るとネックレスができますよ。
作るのに手間がかかりますが、あたたかみのある、かわいいネックレスができます。
この遊びはモンテッソーリ教育でも行われている遊びです。
画用紙とストローで作れるから、コスパもいいよ!
紐通しでゲーム遊び
- 誰がたくさん採れるかな?りんご収穫ゲーム
- ボードで紐通し
【誰がたくさん採れるかな?りんご収穫ゲーム】
3〜4歳の子が遊ぶなら
①2〜3人で遊びます
②カードに描かれた数のりんご(ビーズ)を自分の紐に通し、1番りんごを多く収穫できた人が勝ちです
ビーズの数とカードに描かれたりんごの数を合わせましょう。
カードは10枚くらいが良いでしょう。
カードはコピーして、りんごの数だけ変えると早く作れます。
ラミネートをかけると長持ちしますよ。
パーツを紐に通してみると、このような感じです。
最後までカードを引いたら紐を並べることで、数をかぞえられなくても誰が勝ちかわかります。
数に興味を持つきっかけにも、なりそうですね。
紐通しとかぞえることに慣れてきたら、カードの枚数やりんごの数を増やしていくといいでしょう。
ぜひ、おうち時間に家族で遊んでみてくださいね。
細かいビーズは口に入れると、誤飲や窒息の恐れがあるので、何でも口に入れてしまう年齢のお子さんには使わないようにしましょう。
また、細かいパーツを使うときは、目を離さないように気をつけてくださいね。
紐通しで遊びながら、数字の勉強もできるよ。
ボードで紐通し
紐通しができるようになると、平らなものにも紐を通して遊べます。
長めの紐を通し、パンチングボードに紐を通していくと、模様をつくれます。
自由に紐を通しすと模様ができあがって楽しいよ~
大きなものに紐通しすることに慣れてきたら、こんな遊び方もできます。
画用紙に穴を開け、紐を通していくと、このようなかばんも作れますよ。
これはモンテッソーリ教育で「縫いさし」という遊び方です。
毛糸とじ針と糸で縫っていきます。
手先が器用になり、針に気をつけて遊べるようになる、3歳ごろから遊べます。
慣れてきたら、縫いさしをやらせてみよう。
紐通しおもちゃに関する質問
- 紐通しおもちゃの効果は?
- 紐通しおもちゃがうまくできないときは?
- 市販の紐通しおもちゃは買った方が良い?
紐通しおもちゃの効果は?
紐通しは指先の動きが洗練されるほか、集中力をつける効果もあります。
子供の興味をひく材料を使うことで、楽しく遊べるようになるので。材料の選定にも気を配りましょう。
指先を動かす練習と、好きなパーツを選んで通すから想像力も育つよ~
紐通しおもちゃがうまくできないときは?
年齢の目安はお伝えしましたが、あくまでも目安です。
その子にとってまだ難しい遊び方だと、うまくできないこともあります。
大人がゆっくりと見本を見せると、子供が見ながら覚えられるので、試してみてください。
それでもうまくできない時は、成長とともにできるようになるので、焦らないで待ちましょう。
また、他の遊びに興味がある時は、無理にやらせようとしても嫌がってしまいます。
無理にやらせようとせず手持ちぶさたな時や、雨で時間を持て余している時などに誘ってみるといいでしょう。
子供の気分やレベルに合わせて、遊ばせてね!
市販の紐通しおもちゃは買った方が良い?
市販品の方が大きくて遊びやすく、作りがしっかりしています。
全て木製パーツで加工がしてあり、手触りもとても良くなっています。
さまざまな大きさや色のパーツが、子どもの興味を引きそうですよね。
市販品は作りがしっかりして、遊びやすいよ!
市販品の紐通しおもちゃを紹介
- 【棒通し】のおもちゃ
- 【ボードで紐通し】のおもちゃ
【棒通し】のおもちゃ
スタッキングタワー(円錐積み木)6,600円
パーツが大きくて扱いやすいのが特徴です。
色もカラフルで目を引きますよね。
大きい子はパーツの大きさ順に、考えてはめていきます。
ニック社製「プラステン」7,700円
スタッキングタワーよりパーツと棒の数が増えているのが特徴で、1〜2歳の子におすすめのアイテムです。
サイコロで出た数と色をはめていく、ゲーム性のある遊び方や、紐通しもできるので、成長してからも遊べます。
カラフルなデザインで子供の目をひくよ~
【ボードで紐通し】のおもちゃ
レーシングボード 3,080円
こちらのおもちゃは、小さいパーツとボードを組み合わせながら紐を通すので、イメージがふくらみ、子供の想像力を伸ばせます。
かわいい図形が作れるよ!
市販品は丈夫で安全な作りで質が高く、紐通し専用に作られているため、遊びやすいというメリットがあります。
一方、自作したおもちゃと比べると、値段は高くなるというデメリットもあります。
「せっかく買ったのに全然興味をもってくれなかった」「すぐに大きくなってしまい、あまり遊べなかった」と後悔することもあるかもしれません。
まずは手作りのおもちゃで試してみて、お子さんがハマりそうなら既製品を買うといいでしょう。
自作おもちゃで子供の反応を見て、購入を決めよう!
紐通しおもちゃのバリエーションはたくさん!100均やおうちにあるもので紐通しおもちゃを作ってみよう!
今回は簡単な材料でできる手作り紐通しおもちゃと、紐通しに関する疑問にお答えしました。
「紐通し」とひとことで言っても、棒通しやボードに紐を通すものなど、バリエーションが豊富で遊びの幅が広がります。
紐通しをすると、指先の運動になり、集中力も養われます。
子どもが興味を持つように材料を工夫しながら作り、おうち時間を楽しんでくださいね。
紐通しおもちゃはバリエーションが豊富で飽きずに遊べるよ♪
まとめ
100円ショップや自宅にあるもので簡単に手作りできる
指先を動かす練習になり、想像力が育まれる
簡単なものから、徐々に難易度をあげていけるので飽きない
紐通しは、子供の手先を動かす練習になり、パーツの組み合わせやどのように紐を通すかを考えるため、想像力などが育まれます。
市販されているアイテムはもちろん、100円ショップや自宅にあるアイテムで、紐通しおもちゃは簡単に自作できます。
みなさんも紐通しおもちゃを自作して、子供に遊ばせてあげてください。