子どもだけではなく、大人もワクワクしちゃうダンボールハウス!
この記事では、ダンボールハウスの作り方と簡単な飾り付け方法、アレンジアイデアを解説します。
難しい工程はありません!
不器用な私でも、のりとテープだけで楽しく作れました。
材料も、ほぼ家にあるもので作れるので、お財布にも優しく、手作りというだけで子どものテンションも倍増しますよ。
子どもと一緒に簡単に作れるので、みなさんもぜひ作ってみてください。
画用紙と折り紙で作る、簡単ダンボールハウスでお店屋さんごっこを楽しもう!
ダンボールハウスの材料と必要な道具
ダンボールハウスを作るのに必要な道具はこちらです。
飾りつけをせずに、シンプルなダンボールの表面で終わらせる人は、画用紙や折り紙は必要ありません!
- ダンボール
- ハサミ
- カッター
- のり
- 両面テープ
- 布テープ
- 定規
- カッター盤
- 画用紙
- 折り紙
- スズランテープ
ダンボールのサイズと手に入れる方法
大きいダンボールを探すのは、案外大変ですよね。
家具を買ったときなどに出る大きなダンボールがあれば良いですが、そんなタイミング良くダンボールはありません。
ダンボールはホームセンターでも買うことはできますが、大きいサイズは値段も高いため、なかなか作ることに踏み出せない方もいるでしょう。
しかし、実はダンボールを無料でもらえるお店は、たくさんあります!
お店も処分するだけなので、引き取ってくれる方には無料で提供しています。
今回は、ドラックストアで大きなサイズのダンボールを2ついただきました。
今回使ったダンボールのサイズは、縦46cm×横62cm×奥行40cmです。
少し大きめのダンボールハウスを作りたいので、ダンボールを2つ用意しました。
この2つのダンボールで、ハウス本体と屋根も作ります。
飾りつけに必要な材料
ダンボールハウスの装飾には、百均などで買えるリメイクシートもおすすめ。
リメイクシートはたくさん買うと結構な金額になるため、今回はコスパ重視(かつ可愛く)で家にあった画用紙や折り紙を使いました。
ダンボールハウスの作り方
ダンボールハウスは、屋根を作ったり、窓やドアを作ったり…と難しいと思われがちですが、実はとっても簡単に作れちゃいます。
基本は切って貼る、本当にそれだけです!
土台を作る
まずは、2つのダンボールの底面を開き、筒状にします。
次に、横に2つ並べ繋ぎ合わせるので、不要な面を切り取ります。 (写真の黄色の斜線部分です。)
切り取った面のダンボールは、のちほど屋根に使います。
土台部分のダンボールは、上下の切り込み部分を布テープでとめます。
裏からも布テープでとめることで、しっかり補強できますよ。
この2つのダンボールを、繋ぎ合わせます。
今回は、ダンボールの印刷面を内側にしましたが、外面に画用紙などを張る場合は見えなくなるため、どちらにしても大丈夫です。
あえて床部分をつくらないことで、ダンボールを節約できその分高さが出せます。
これが、ダンボールハウスの大きさになります。
結構広いですよね!
この時、前面部分は、とめずに開けておいてください。
屋根をつけてから、最後にとめます。
屋根を作る
先ほど土台作りで切り取ったダンボールを使います。
丁度折れ目がついている下部分を切り離します。
2枚のダンボールを写真のように繋ぎ合わせます。
これが屋根になります!
写真では、緑のテープで仮止めしている状態になります。
ダンボールのサイズが同じため、土台にぴったり合います。
正面から見ると、下の写真のような感じです。
続いて、屋根の右側部分に窓を作ります。
窓のサイズは、好きな大きさで大丈夫です。
窓を作りたい場所を、えんぴつで下書きしておくと分かりやすいです。
仮止めのテープを外し、窓部分を切り取ります。
明かりを取り込めるように、大きめの窓にしました!
さらに、屋根の上部にも顔を出せるくらいの窓を作っていきます。
ここは、丸い窓で可愛らしくしてみました。
大きめのボールやお皿で型を取ると綺麗な丸を書くのが簡単ですよ。
窓を切り取ったら、土台に屋根を貼りつけます。
重なる部分は、両面テープでしっかり貼りました。
身長100cmの子どもが立つと、こんな感じです。
これだけでも、ワクワクしますよね♪
屋根をつけたら、土台の正面を布テープで貼ります。
次に、先ほど切り離した残りのダンボールを使い、土台と屋根の隙間を埋めます。 (明かりをたくさん取り込みたい場合は、このまま開けておいても大丈夫です。)
ダンボールの形に合わせ、内側からえんぴつで線をかき切り取ります。
切り取ったダンボールを、布テープで貼り合わせます。
これで、屋根の完成です!
ドアを作る
ドアは、子どもの開けやすさが重要です。
さらに、何度も開け閉めする部分なので、壊れにくくすることが大切になります。
四角いドアや丸いドア、いろんな形がありますよね。
今回は出入りもしやすく、作成も簡単な両開きの広めのドアにしてみました!
まず、正面にドアの下書きをします。
上部を丸くし、可愛らしい形にしました。
両開きにするために、左右は切らず真ん中と上部のみ切ります。
左右は、開きやすくするために、カッターの刃を逆にして軽く傷をつけるように線を引きます。
力を入れすぎると深く切れてしまうので、注意してくださいね。
左右に傷をつけておくことで、このように開閉が楽になります。
次に、取手部分ですが、ドアノブのようなものを付けるのも良いですが、結構大変です…。
そこで、今回は取手代わりの穴を開けていきます。
子どもの手が入るくらいの大きさのお皿で、半円を書きカッターで切り取ります。
切り取った部分は、ダンボールで子どもの手が切れないように布テープで補強します。
曲線は、布テープに細かい切り込みを入れることで簡単に貼ることができますよ。
どうですか? だいぶ家っぽくなってきましたよね。
左右に窓を作る
正面右側は、出窓にしました。
上と左右は、カッターで切り込みを入れます。
下部分は切らずに、ドア同様にカッターの刃を逆にして傷をつけるだけにします。
とっても簡単に出窓ができました。 (装飾後、吊り紐をつけ頑丈に固定していきます。)
正面左側は、大きめの窓を作りました。
カッターで切り取ります。
全体を見ると、こんな感じです。
ここまでで、ほぼ完成です!
あとは、装飾していくだけです♪
窓もたくさんあり、子どもの顔も良く見えます!
装飾をする
ここまで出来たら、残るは外側の装飾だけです!
どんな色の家にしたいか、子どもと一緒に考えるのは、とても楽しいですよ。
「どんなおうちにしたい?」と聞くと、「おかしの家!」と即答した我が子♪
絵本で見たお菓子の家、カラフルで可愛くてとっても素敵ですよね。
今回は、リメイクシートではなくカラフルな折り紙を使いました。
百均でも色んな種類の折り紙が売られているので、迷ってしまうくらいです。
のりや両面テープを使い、ひたすら貼っていきます。
大きい面は、画用紙を貼りました。
屋根の部分は、うろこ状に切った画用紙を貼りました。
ポップな屋根で、テンション上がりますよね♪
正面右側の出窓は、白い画用紙を貼り布テープで枠を取りました。
最後に吊り紐をつければ、物を置いても落ちることなく、しっかり固定されます!
穴を開けて、スズランテープを通し結ぶだけです。
内側は、布テープでとめました。
窓の開け閉めもでき、物もおける出窓の完成です。
正面左側の窓は、布テープで枠を取り、小さな屋根をつけました。
ダンボールの端材に、布テープを貼るだけで出来ます。
最後に、たくさんのお菓子を貼って完成です!
画用紙のお菓子でも、甘くて美味しそうに見えますよね♪
ダンボールハウスのアレンジ例
続いて、ダンボールハウスのアレンジ例を紹介します!
ここからはダンボールハウスをさらに可愛くするためのオプションなので、必要な方は参考にしてください。
屋根を可愛くする
今回は、右側にえんとつのように凹凸をつけ、窓を増やしましたが、この作業が大変という方は、凹凸をつけずに平屋にしても良いです。
その場合は、必要な長さでダンボールを切って布テープで貼り合わせるだけでOKです!
小さなお子さんの場合は、そんなに高さも必要ないこともあり、平屋でも十分だと思います。
お菓子作りでごっこ遊び
よりダンボールハウスの気分を上げるための小物作りも簡単にできます。
今回は、ドーナッツ&アイスクリーム&カップケーキの3種類を作りました。
ドーナツ
まずは、ドーナッツです。
イチゴ味、チョコ味、ミント味など色んなドーナッツがお出迎え♪
折り紙と両面テープだけで作れます。
3枚の折り紙を用意し、2枚を繋ぎ合わせます。
もう1枚は、トッピング用なので好きな大きさにちぎり貼るだけ!
トッピングを貼ったら、しわを付けるためにくしゃくしゃに丸めてから、輪になるように両面テープで貼ります。
これを、内側に丸め込めばできあがり♪
折り紙の色を変えるだけで、色んなドーナッツができますよ。
アイリスクリーム
2つ目は、アイスクリームです。
4枚の折り紙とコーヒーフィルターを使いました。
コーヒーフィルターは、コーンの部分なのでペンで線を書きます。
コーヒーフィルターを三角に丸めます。
アイスの部分は、丸めた折り紙2枚を中に入れ形を整えれば完成です。
子どもでも簡単にアイスクリームができちゃいます♪
カップケーキ
最後は、カップケーキです。
今回はゼリーカップを使いました。
アイスクリーム同様に丸めて入れるだけで出来ちゃいます!
本当に簡単に作れるので、ぜひ子どもと一緒に作ってみてくださいね。
アイスクリーム置き場でお店やさん
せっかくアイスクリームを作ったので、アイスクリーム置き場も作ってみました。
ダンボールの端材に直径3cm程度の穴を開け、貼り付けました。
窓越しにアイスクリームの受け渡しができ、子どもは大満足でした!
ダンボールハウスを使った遊び方を紹介
我が家はダンボールハウスでお店屋さんごっこをしました。
「いらっしゃいませ~!」とノリノリな声が響きます♪
しっかり陳列して…
「おすすめはイチゴドーナッツです」と、接客もばっちりです!
「100円になりま~す!」と、店員さん気分を満喫♪
閉店時間になると、しっかり扉を閉めていましたよ(笑)!
正直、こんなに集中して遊んでくれるとは思わなかったです。
楽しそうに遊ぶ姿が見られてとても満足!
ダンボールハウスの作り方まとめ
狭い空間が好きな子どもにとって、ダンボールハウスは最高の遊び場です。
さらに、一緒に作り上げる事で親子の時間も過ごせて、作って良かったなと思いました。
大きいダンボールを用意するのが大変 作ってもすぐ飽きてしまうのでは?
など不安要素はあるかと思いますが、全くそんなことはありませんでした。
子どもの希望は無限大!
次のリクエストは、中に置くレジが欲しいとの事だったので、チャレンジして、また親子時間を楽しみたいと思います!