【幼児教室は本当に意味ない?】その真相とは。将来を決める早期教育には目的が必要

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幼児教室 意味ない


そろそろ子どもに習い事をさせたいけど、幼児教室って意味あるのかな?


と疑問に思い迷っていませんか。


せっかくなら子どものやりたいことや才能を伸ばせる環境を整えたいですよね。


一方で、長い子育ての中でも教育費は大事な資金。


できることなら効果の高い教育に当てておきたいものです。


今回はそんな小さな子どもへの教育について、効果や口コミを参考に、幼児教室に通う意味が本当にあるかどうかを解明していきます。


幼児教室は意味がない?早期教育研究の結果より考察

幼児教室は実際のところ意味はあるの??


幼児教室とは、小学校就学前に通う学習教室で、0歳から通える教室もあります。


多くの方が疑問に思うことは、
「そんなに早い年齢で教室に通って意味があるの?」
ということです。


ここでは早期教育の研究から、幼児教室に通う意味があるかどうかを見ていきたいと思います。

【研究結果】早期教育は無駄ではない|早期教育のその後

アメリカの研究で早期教育の効果についての研究報告が挙げられています。


修学前の子どもへの教育の有無がその後の経済的教育的格差を生み出すというものです。


1960年代に行われたベリー就学前計画と呼ばれる研究で、3〜4歳の子どもたちに教育の機会を与えた子と与えなかった子の40年後までの経済的な差を追跡調査しています。


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就学前教育の投資効果から見た 幼児教育の意義 ─就学前教育が貧困の連鎖を断つ鍵となる─より引用


この研究では就学前の教育の機会が、その後の経済的な面だけでなく生活の質にまで影響している結果が得られています。


また、特徴的な点としては学習機会を得た子どもたちはその後IQの伸びが良かったわけではなく、学習意欲という非認知能力の部分が伸びていました。


学習意欲を伸ばすというのはとても重要!学ぶ楽しさを覚えれば、後々勉強が楽になります。

幼児教育はリターンが大きい

ベリー就学前計画をもとにその後も幼児教育についての研究が続けられています。


ノーベル経済学賞を受賞したヘックマン教授の研究によると、子どもが小さいうちに教育的投資をしておくと、後々の経済的収益率が高まるという結果が発表されています。


ノーベル賞ヘックマン教授「5歳までのしつけや環境が、人生を決める」:日経ビジネス電子版


幼児教室 意味ない 参照:https://www.nippon-foundation.or.jp/media/archives/2018/news/articles/2015/img/71/1.pdf


表では縦軸が人的資本投資の収益率、横軸が子どもの年齢を表しており、子どもが小さい内に教育投資をすると収益率が高い事が表れています。


このように幼児期に教育機会を設ける事は子どもの後々の人生に大きく影響を及ぼします。


早期教育は即効性はないけど、影響の大きさから「将来への投資」とも考えられますね。


このように、早期教育には意味があることが研究結果では示されています。

幼児教室が無駄にならないためには目的や子供の興味が必要な理由

早期教育に意味があることは分かりましたが、幼児教室は早期教育の手段として有効なのでしょうか。


幼児教室も、将来への投資として子供のためになるけどすぐにやめたり、子供がいやいややらせれているようでは意味はないよ!


やはり興味が無いことを長々とやらされていても意味がありません。


みなさんも思い返せば、興味の無いことは頭に入ってこなかったり、すぐに忘れてしまったりと成果にならないことが多いですよね。


その反面子供がしっかり興味を持って取り組めば、その柔らかい脳はいくらだって刺激されてたくさんのことを吸収することができます。


幼児教室 意味ない

参照:https://mebae.co.jp/about/method/


それでは次に実際に幼児教室に通った人のよかった体験談と、やめてしまった理由などを見て、幼児教室が無意味・無駄にならないようにするにはどうすればよいかを見てみましょう。


みなさんが幼児教室を利用する際の参考にしてみてください。

みんなが幼児教室辞めた5つの理由

では、幼児教室を辞めた人はどのような理由で辞めているのでしょうか。


辞めた理由としては大きく5つに分けられます。

幼児教室を辞める理由

  • 教材費が高い
  • 教育方針が合わない
  • 子供が興味を持たない
  • 先生との相性・マザーリングが不要
  • 転居など物理的な理由


辞めた理由をみていくと、費用や教室の方針に共感できていないことが多い様です。


また、やはり一緒に学ぶ先生や子どもたちとその保護者との相性も重要です。


どういう目的でどのくらいの費用をかけられるのか、教室自体の方針や先生の質などを入会前に確認しておきたいですね。


幼児教室によってはママのための勉強会(マザーリング)も実施しています。


家庭での教育のために、離乳食やしつけ、家庭での遊び方や運動などについてのノウハウを教えてくれます。


「これが良い!」という人と、「生活の内容までは自分の考えでやりたい」と不要な人もいるようです。

幼児教室を辞めた人の実際の口コミ

幼児教室を辞めてしまった人の実際の口コミを紹介します。

幼児教室を始める目的を明確にしよう

幼児教室を始める際には後々やっぱり辞めよう、とならないためにも、まずなぜ幼児教室が必要なのか、という目的をはっきりしましょう。


目的やこどもに合った教室選びができ、結局辞めてお金も無駄になる、という事態を避けられます。


また、いつから始めたらよいか、具体的に何をするのかなど、幼児教室への理解を深めた上で近くの幼児教室について検討していくと効率的です。

幼児教室の目的と幼児教室の選び方4つ

幼児教室に通う目的は人それぞれです。大きく4つに分けられます。


幼児教室の目的と選び方

  • 小学校受験のため
  • 早期教育で知育したいため
  • 集団生活に慣れるため
  • 様々な文化に触れさせて可能性を探すため


幼児教室に通う人の多くは早くから色々なもの触れさせたいと思う人達です。


また、将来のために早くから英語や音楽など多様な知育を受けさせる人もいます。


子どもがどうなりたいか、子どもにどうなって欲しいか家庭で話しながら目的をはっきりさせていくと良いでしょう。

子供が興味を持たなかったら意味が無い!しっかり体験してから検討しよう

まずは無理なく通える範囲や理想の教育方針の教室などで検索して幼児教室をいくつかピックアップします。


こちらにおすすめの幼児教室をまとめているので参考にしてみてください。



教室の詳細を確認したら見学を必ずしましょう!方針やカリキュラムはネット上でも確認できますが、実際の教室の雰囲気や先生の感じなどは見てみて体験してみないとわかりません。


いいなと思った教室もいざ行ってみると、合わないかも、という可能性もあります。


体験授業を開催している教室であれば子どもも一緒に参加するようにしましょう。


見学が終わったら各教室の内容をまとめて比較検討をしましょう。

家庭で幼児教育もあり!

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幼児教室はあくまでも、早期教育をするための一つの手段です。


家庭教育を選ぶべき人

  • 目的が合わない
  • 早期教育はしたいけどコストは押さえたい
  • 教室への通学が大変


幼児教室に通わず家で教育を進める選択肢もあります。


結局早期教育で一番効果が良いものは子供が楽しんで長く続けられるかということです。


親が家に居る環境であれば、教材や知育玩具を購入して教育を進める事は可能です。


今では様々な通信教育のサービスや優れた知育玩具が販売されています。 幼児教室 意味ない


選択肢は様々なので、子供の興味に合わせて自由が利くのが家庭で幼児教育をするメリットです。


ただ、第3者のプロの視点での教育や、大勢のお友達とのコミュニケーションや人間関係なども必要ではあるため、家で進めつつ幼児教室の見学を進めることもおすすめです。


将来も考えつつ子どもに合った幼児期を過ごそう

子どもの将来を考えると色々な経験をさせてあげたいと考えるのが親の性。


ただ、目的もなく始めてしまうと親も子どもも楽しく無くなってしまいます。


子供が興味を持たないでやらされているだけというのは大きな問題です。


幼児向けの教育は安くありません。


始める前に目的を整理し子どもと一緒に見学するなどして子供が楽しんで取り組める環境かを確認して始めることをおすすめします。


また、お家でしっかり学ぶというのももちろん一つの方法です。


大切な幼児期を子どもの可能性・将来性を広げてくれる、良い時期にできるよう是非考えてみましょう。