今回はおむつを捨てる時に活用できる、おむつ専用ゴミ箱について紹介いたします。
おむつ専用ゴミ箱を使用した事がある人の声を中心にメリット、デメリットやどんな人が購入すべきかについて説明いたします。
おむつ専用ゴミ箱を使ってみようと思っているが実際使ってみるとどうなのか、そもそも必要なのかなど悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
- 我が家にはおむつ専用ゴミ箱があって良かった!
- おむつ専用ゴミ箱はいらない?いる?実際に100人にアンケートを取った結果
- おむつ専用ゴミ箱は「いらない」と思った理由
- おむつ専用ゴミ箱を買って良かった理由
- おむつ専用ゴミ箱のメリット
- おむつ専用ゴミ箱のデメリット
- おむつ専用ゴミ箱を購入すべき人
- まとめ
我が家にはおむつ専用ゴミ箱があって良かった!
我が家では出産準備として、おむつ専用ゴミ箱を購入しました。
購入した理由は、子どもが真夏に生まれたことやおむつを捨てる都度、外に行って捨てにいくことに煩わしさを感じていたからです。
実際、おむつ専用ゴミ箱を使用して、おむつをそのままゴミ箱に入れるだけで処理できる点や真夏でもにおいが気にならない点が購入して良かったと感じました。
現在は自分でトイレで排泄するタイミングも増えてきたので、トイレの横に設置しています。
おむつを捨てる機会も減ってきているので、乳児の時は週2回のゴミ出しも週1回に減りました。
それでもにおいに関しては気になることがなく、おむつがとれるまでは使い続けようと思っています。
おむつ専用ゴミ箱はいらない?いる?実際に100人にアンケートを取った結果
おむつ専用ゴミ箱を購入したことがある人に、実際に使ってみて、いらないと思ったか、必要だったかアンケートを実施しました。
結果は、「いる・買ってよかった」と答えた人が56%、「いらないと思ったことがある、意味がなかった」という人が44%という結果になりました。
いる、いらないについては、意見がほぼ半数ずつとなりました。
子育て環境の変化や子どもの成長によっても意見が分かれるようです。
実際おむつ専用ゴミ箱はいる・いらないと思ったそれぞれの理由についてみていきましょう。
おむつ専用ゴミ箱は「いらない」と思った理由
アンケートで回答があった、おむつ専用ゴミ箱を買って「いらない」と感じた理由について紹介します。
おむつ替えの回数が減ったら必要なくなった
新生児とかの1日に10回以上おむつ替えしなきゃいけないような時は、ゴミ箱がすぐにパンパンになってしまうからあってよかったと思ったが、おむつ替えの回数が減ったり、こどもがハイハイで動き回っていろんなものを触るようになってからは、邪魔になってしまった。 (30代女性)
たしかに新生児の頃はミルクも頻回に飲むので、おむつ替えも多く、気付けばおむつの山ができていました。
子どもがハイハイして移動できるようになるといろんなものに興味が出てくるので、部屋に物を置けない経験がありました。
その時からおむつ専用ゴミ箱はトイレに移して使っています。
場所をとって部屋が狭くなる
ゴミ箱が複数有ることで部屋が狭くなったのは嫌でした。 いっそのことオムツと生ゴミは一緒にすれば良かったです。(30代女性)
ずっと必要なわけでもなく置き場所にも困るしわざわざわけてゴミ箱を増やすこともなかった。消臭袋がたくさんあるのでその都度きっちりしめれば臭いはあまり漏れなかった(40代女性)
子どもが生まれると以前に比べ、物が増えるため、おむつ専用ゴミ箱もスペースをとってしまうような感じがするのも確か。
しかし、実際のおむつ用ごみ箱のスペースは2リットルペットボトル6本分ほどでたりるのでそこまで心配はいりませんよ。
臭いが漏れる
長男が赤ちゃんの頃に初めて、オムツ専用ゴミ箱を購入しました。一つずつ袋に包まれるので、臭いがもれにくいのですが、私的には臭いが漏れているように感じました。結局まとめて、外のゴミ箱に一つずつ捨てに行くスタイルになりました。(30代女性)
コンビのクルンポイを使っていましたが、おむつがきちんとねじれておらず、匂いが出てくることが多かった。 子ども3人使ったが、だんだん匂いも染み付いてきて、オムツが入っていなくても蓋を開けると匂うようになり捨てた。(20代女性)
我が家ではアップリカのおむつ専用ゴミ箱を使っておりますが、投入口にしっかりとしたバネのふたがついています。
おむつを奥までしっかり入れるとふたがちゃんと閉まります。
またその上から別のふたもしていたので、臭いが気になることはありませんでした。
専用のゴミ袋が必要
ゴミ箱専用のゴミ袋を買わないといけないので、毎回なくなるたびに買わないといけないのが面倒でした。(20代女性)
専用のゴミ袋カートリッジが付いているゴミ箱で、ゴミ箱自体は密閉性があって良いが、カートリッジは高いし、使用方法が面倒。今では普通のゴミ袋をかけて使っている。なのでオムツ専用ゴミ箱ではなく、もっと密閉性の高いゴミ箱を購入した方が良いかもしれないと思っている。(30代女性)
カートリッジタイプのおむつ用ゴミ箱を使用していましたが、後悔しています。しっかり防臭はされて良いと感じる反面、意外とカートリッジが高いので普通のゴミ箱やペール缶に防臭加工された袋を使用した方がコスパがいいと感じたからです。(30代女性)
単体の消臭袋に入れただけだと臭いが気になるときがあったため、専用のゴミ箱を購入しましたが、セット用の袋が高いのと、溜まったゴミ袋をしばったりセットしたりという作業がめんどくさく自分には合っていなかったため。(30代女性)
カートリッジが高価だと私も感じたことはあります。
しかし、おむつ替えの度に袋を準備してゴミ箱に捨てにいくほうが面倒だと感じました。
また、他のゴミと一緒にする際に普通の透明なビニール袋だと透けて見えますが、おむつ専用ゴミ箱の袋は半透明で見えにくいので捨てるときにも気にならないですよ。
オムツ専用ゴミ箱が無くても他の臭い対策ができる
消臭袋を使えば、通常のゴミ箱に捨てても問題ないと思った。 オムツ専用ゴミ箱は、オムツだけを纏められるのが良いところだと思いますが、私の場合はその他の燃えるゴミと一緒に捨てることにあまり抵抗がなかったので、なくてもよかったかなと思いました。(30代女性)
ゴミ箱を屋外に置くなどの対策をすれば使用済みオムツの臭いもそこまで気にならなかった。 (40代女性)
2歳くらいまではおむつの量もそれなりにありますので、普通のゴミと一緒にすると大きいゴミ袋を準備しなくてはなりません。
私の住んでいる自治体は指定の燃えるゴミ袋が高価で、おむつを捨てる際は安い燃えないゴミ袋を使っていいことになっております。
おむつを捨てる日にまとめるとなると、他のゴミと一緒だと分別するのに手間がかかりますが、おむつ専用ゴミ箱ですと直接燃えないゴミ袋に入れるだけで済むので簡単です。
ゴミ箱自体が臭くなる
ゴミ箱の中の匂いがすごすぎて、洗っても取れずとにかく臭くて大変でした。そしてやはり少しその匂いが完全に漏れないわけではないのと、どうしてもゴミ箱の開閉時にも漏れるのでわざわざかわなくてもよかったと思いました。(30代女性)
ゴミ箱自体の臭い対策としては、ゴミがたまるところに家庭ゴミ用の消臭剤を入れるとそこまで気にならないです。
我が家では数年前から入れるようにしており、半年に一回交換しています。
オムツが取れると使い道がない
オムツ専用なので臭いもこもってこないし、使いやすいのでとても良かったのですが、子供こオムツが取れててしまうと使い道がなかったり場所をとってしまったりするので、少し臭いを我慢しておけば、その分の費用も浮いて邪魔にならなかったかなと思います。(30代女性)
子どものおむつがとれておむつ専用ゴミ箱を使わなくなったら、そのまま持っていても邪魔だと感じます。
我が家もキレイに洗ってリサイクルショップやECサイトで売るか、友人に譲ることも検討しています。
ゴミ箱の色が白で汚れが目立つ
購入したオムツ専用ゴミ箱の色が白だった為、汚れやホコリが目立った。また、ゴミ箱を使用している時は、外に匂いが漏れず良かったが、ゴミ箱を洗う時に、重くて洗いづらいと思った。(30代女性)
私は、汚れについてはそれほど気になりませんでしたが、洗う際に上部が重いため、洗いにくいと感じていました。
現在はゴミ箱ごと洗うのではなく、雑巾などで拭くようにしています。
おむつ専用ゴミ箱を買って良かった理由
アンケートで回答があった、おむつ専用ゴミ箱を買って良かった理由について紹介します。
匂い漏れをしっかり防げる
普通のゴミ箱だとどうしても匂い漏れがあると思いますが、オムツ専用ごみ箱は、匂いが漏れらことがありません。(30代女性)
やはりオムツは臭うので、普通のゴミ箱だと臭い対策が不十分だと思います。オムツ専用のゴミ箱の場合、臭いが周りに漏れず、しっかりシャットアウトしてくれるので、買ってよかったと思っています。(40代女性)
子どもが成長してきて離乳食が進んでくると臭いも大人と変わらなくなってきます。
お出かけの時に普通のビニール袋を使っていたのですが、それでは臭いが漏れて不快に感じました。
強力な消臭成分が入っているおむつ専用ゴミ袋は防臭効果が抜群なので臭わないです。
普通のごみを捨てる時に匂わない
オムツ専用ゴミ箱を他のゴミ箱と分けることで、いちいち普通のゴミを捨てるたびに匂いを気にすることがなくなって、衛生的にもいいと思うから後悔はしていません。(30代女性)
普通のゴミと一緒にしても、きちんと袋をしばれば臭いがすることはなく、他のゴミを捨てる時にも気になることはありません。
袋をしばったりする手間がかからない
オムツを捨てると中でねじれて匂いがしない、というタイプのものを使いましたが、新生児期にはしょっちゅうオムツを変えるのでとても便利でした。 ビニール袋をいちいち出して入れて縛って捨てる、でもよかったのですが、その手間すら億劫に感じるほど新生児期の育児は大変でしたので重宝しました。(20代女性)
新生児となればおむつ替えも1日10回程度と非常に多いです。
他のお世話をしなければならないことも考えると、おむつを替える度に袋を取り出し、縛って、ゴミ箱に捨てる動作が面倒に感じる方も多いのではないでしょうか。
袋を取りに行くたび、ゴミを捨てるたびに立ち上がるのも回数が多いと負担に感じます。
おむつ専用ゴミ箱であれば投入口に入れるだけで済むので、負担が軽減されます。
おむつ専用ゴミ箱のメリット
おむつ用ゴミ箱を実際に購入して感じたメリットを解説します。
おむつ替えのたびに移動する手間がない。
おむつ替えをするたびにゴミ袋を取りに行ったり、ゴミ箱へ捨てに行くのは面倒です。
おむつ専用ゴミ箱であれば子どものお世話をする場所に設置することで移動の手間は無くなります。
また、ゴミ袋を別途用意しなくても専用カートリッジがゴミ箱についているので、交換する時だけ付け替えるだけで済みます。
投入口に入れるだけで処分が済む。
おむつを袋に入れて縛って、ゴミ箱に入れる。
単純な作業ですが1日に何度もおむつ替えが必要な状況だと、非常に負担を感じます。
おむつ専用ゴミ箱であれば投入口に入れるだけで処分できるので、ストレスなくおむつ替えができます。
臭いを抑える仕組みが整っている。
おむつ専用ゴミ箱に設置する専用カートリッジは強力消臭成分が配合されているので、普通のビニール袋よりも外に臭いが漏れることがありません。
またふたがしっかり閉まることと、内ふたと外ふたの二重構造になっているため、真夏でも臭いが気になりません。
普通ゴミと分けてゴミ出しが必要な自治体の場合、簡単にまとめることができる。
私の自治体では、燃えるゴミ袋がかなり高価で、おむつだけであれば安価な燃えないゴミ袋でゴミ捨てできるルールになっています。
しかし、ゴミ捨てのたびに仕分けをするのは面倒です。
おむつ専用ゴミ箱があればおむつゴミを仕分ける必要がありません。
自治体によって、おむつゴミを仕分けするところもありますので、そのような場合はおむつ専用ゴミ箱があると重宝できます。
おむつ専用ゴミ箱のデメリット
おむつ用ゴミ箱を実際に購入して感じたデメリットを解説します。
専用カートリッジが高価である。
専用カートリッジが3個パックでメーカー小売価格で約3,000円です。
1日5〜6回のおむつ替えの場合、約1ヵ月ほどで交換する形なので、1ヵ月あたり約1,000円程度のコストになります。
ビニール袋が通常の台所用のものであれば100枚入りが100円ほどで購入できます。
比較すると専用カートリッジが高価であることは否めません。
アパートなどのスペースが限られた住居であれば、狭く感じてしまう可能性もある。
おむつ専用ゴミ箱のスペースはおおよそ2リットルペットボトル6本分になります。
それほど場所をとるわけではありませんが、アパートなどの居住環境のスペースに限りがある場合は、おむつ専用ゴミ箱を設置することで部屋が狭く感じてしまうかもしれません。
子どもが成長すると活用する術がない。
新生児の頃は頻回におむつ替えが必要でおむつ専用ゴミ箱を重宝していました。
子どもの成長によりおむつ替えの回数が少なくなったり、おむつがとれるようになると使う機会が無くなります。
そうなった時に、他の用途でおむつ専用ゴミ箱を使うことはあまり考えられないです。
別の袋で代用することが難しく、専用カートリッジは高価なので、それに合った使い方でなければコストがかかってしまいます。
ゴミ箱自体を洗う際に重量が重い。
おむつ専用ゴミ箱は臭いもれを防ぐため、ゴミ箱上部が重い設計になっています。
そのため、ゴミ箱自体を洗おうとすると、重さで倒れやすく、洗いにくいと感じます。
ゴミ箱の中に消臭剤を入れて洗う頻度を減らすこともできますが、稀に汚れた場合は洗わなければなりませんので、手間がかかるでしょう。
おむつ専用ゴミ箱を購入すべき人
おむつゴミの臭いが気になる人
子どもとはいえ、ミルクから離乳食、幼児食に進んでいくと食べるものが大人とあまり変わらなくなってきます。
そうなると、やはり臭いが強く感じられます。
普通のビニール袋では臭いが漏れやすいですが、防臭成分が配合された専用カートリッジはしっかり臭いを防ぐことができ、快適に子育てをすることができます。
子どものお世話専用で部屋のスペースがとれる人
新生児のうちは特に、子どものお世話をする道具や着替えなどを1ヵ所にまとめておくママが多いです。
部屋がある程度スペースがとれる方は、おむつ専用ゴミ箱も検討してみてはいかがでしょうか。
おむつやおしりふきを一緒に置いておくと便利ですよ。
初めて子育てをする人
初めて赤ちゃんを迎える方は、おむつ替え以外にもミルクや寝かしつけなど慣れないことがたくさんあります。
また家事も自分でやらなければならないとなると、少しでも効率的にできる方法を取り入れた方が良いでしょう。
おむつ替えは夜中も行うことが多いです。
足元が暗いなか遠いゴミ箱まで捨てにいくよりも、近くにおむつ専用ゴミ箱があると座ったままで済ませることができます。
まとめ
おむつ専用ゴミ箱について、いる派いらない派それぞれたくさんの意見がありました。
最終的には子どものお世話を一番行う母親自身が、おむつ替えについてどのように考えているかで購入するかしないかになるでしょう。
特に新生児のうちは、心身共に余裕もない中で、24時間体制でお世話が必要になるので、おむつ専用ゴミ箱を導入することで母親の負担が少なくなります。
少しでも子育てを楽しむ手段として、おむつ専用ゴミ箱を取り入れてみてはいかがでしょうか。